趣味は読書、キリがない。

昔に比べて値上がりしたとはいえ、文庫本は安い。　
映画を劇場で見たら1800円。
長くても三時間くらい。
1800円の文庫本は探さないと見つからないが、1000円の文庫本でも、三時間では読み終わらないだろう。
何ヶ月か前に、行きつけの駅前の書店が無くなった。
コロナのせいかと思っていたが、線路脇を大々的に工事しているので、小さな再開発なのかもしれない。
その書店でよく文庫の新刊や掘り出し物のような本を買っていた。
他にも幾つか書店はあるが、その書店が無くなって、仕事帰りに本をあまり買わなくなった。
その代わり、休日に大型書店に行って3、4冊時には7、8冊も本を買ってしまう。
三日で一冊読んでも月に10冊しか読めないのに、未読の本が今数えたら、32冊ある。
三ヶ月くらい本を買わなくても、読み終われるかどうかという量だ。
しかし、本も消耗品に近くなって、新刊でさえ目についた時に買わないと手に入らなくなってしまう。
今の言い訳は、「定年になったら毎日一冊くらい読む」というところだろうか。
しかし、定年になってまだ足腰が丈夫だったら、読むよりも買いに出かけてしまうかもしれない。