ウワキノススメ・・・３の２

いやぁ、お仕事忙しくて全然続きが書けないっす。


前回のログからもうひと月近く経っちゃってますね～


浮気禁止の文化的歴史的背景・・・なんて偉そうに予告しちゃったもんで、なかなか書き始められないんです・・・涙


とりあえず書きなぐり・・・
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さて、浮気を禁止するお約束・ルールを考える上で欠かすことができないのはやっぱりキリスト教と資本主義についての考察。なんだか読者が減りそうだなぁ・・・



さて、トートツですが、正常位。

もちろん皆さんご存知ですよね。そう、女のヒトが下、オトコが上で、ああしてこうして、という体位。こんな感じ　↑


英語でいうとmissionary position、宣教師の体位という意味です。なぜそう呼ばれるのかは色々な説があるようですが、キリスト教では正常位以外の体位は許されていなかったというのは本当だそうです。

中世のある時期においては、オトコは分厚い寝巻の一種（局部穴あき）を着たまま妻とセックスしたそうで、それというのもセックスで快感を得るのは罪悪だったからだとか。

正常位以外でのセックスは堅く禁じられ、なかでも最も快感が高いとされた後背位（オトコが女のヒトの後ろから、ですね）でセックスした場合は７年間の苦行が科せられた、とか。


で、何が言いたいかというと、キリスト教は異常なまでに性を嫌悪する宗教であった、ということ。浮気がどうとかいう前に、そもそもセックス自体が汚らわしい罪深いものだ、というのが基本的な考えでした。


初期キリスト教の教父たちのなかには、セックスしなければ存続できないなら、むしろ人類は滅亡した方がよい、などと考える極端なヒトもいたとか。

産業革命以降、こうしたキリスト教の国家が世界の覇権を握ったからは、大らかな恋愛、放縦なセックスライフ、なんてのが許されるはずもありませんでした。




次に資本主義の成立とウワキのお話。


資本主義とは・・・なんて話をしてると終りませんから、要点だけをかいつまんで。


資本主義に欠かせないのは、お金を沢山持っててそれを企業に投資する資本家、だけではなく、安い賃金で文句も言わずに毎日働く労働者諸君です。


原始の頃のヒトの暮らしは、食べ物があるときはゴロゴロ、食べ物がなくなれば木の実をとり狩をして、またゴロゴロ、という生活でした。


しかし、必要なときだけ働き、あとは仕事をしない、という労働者ばかりでは、工場は動きませんし、大量生産・大量消費の社会・企業は成り立ちません。



時代をず～っと下り、資本主義が成立した頃（１８-１９世紀）においては、資本主義を支えるためにそうした勤勉な労働者がどうしても必要でした。そして、キリスト教の教えから、セックスはとても高くつくものとなっていました。


つまり、「誰とでもすぐにタダで寝るオンナ」が存在せず、人々の自由な性活動を制限するようになると、セックスをしようと思うオトコは、お金を払って売春婦とするか、あるいは清純な乙女と結婚して子作りを名目にセックスするか、どちらかしかないわけです。


こうして、セックスをしたいオトコ達は、オクサンを養うか、売春婦に支払い続けるか、いずれにせよとても高いコストを稼ぎ出すために、毎日毎日、死ぬまで働き続けるようになったのです・・・

結果、一夫一婦制がますます強化され、ウワキは罪悪という考えがますます強められた・・・ということでしょうか。


オトコは哀しいなぁ・・・

（尚、この辺のお話は、岸田秀先生の「性的唯幻論序説」文春新書、にほとんど拠っています）
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コメントへのお返事


>みうさん
>今は血液型だけをマークしてればいいかもしれないけど
将来的にはもっと厳密にわかっちゃうんじゃない？

既に８０年代からDNA鑑定ですよ！
血液型が合ってれば、ダンナはわざわざ調べないってこと。安心して！笑

>さくらの葉さん
>でもパパに似てないね、と言われるたびにドキドキするのは心臓に悪すぎ。

大丈夫。そんなこと言うヒトはあなたの敵だけ。たいていのヒトは、無理矢理にどこか似てるところを見つけるものです。「まぁ、眉毛の形がそっくり」とかね。笑

>アリサ♪さん
>ウワキ～シリーズ読み終えました（笑）あたしは浮気じゃなく不倫派です＾＾欲張りなもので♪

まだまだシリーズ完結してませんから、これからも読んでくださいね～！　アリサさんの中では、不倫と浮気は違うのかな？長く続くのが不倫？