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成程話:ナイスとカインドの違い

2019年03月10日 23:29

グーグルモルガン・スタンレーで人材開発を務めてきた“ピョートル”氏の話。


英語の「ナイス(nice)」と「カインド(kind)」は、どちらも「優しさ」を表しますが、意味するところは違います。

いつもニコニコ笑って人当たりがいいのは、「ナイス」な人です。
しかし、ニコニコ笑っているだけで、もしかしたら僕が目の前でコーヒーを何十杯飲んでいても、何も言わないかもしれません。
ナイス」な人は「いい人」かもしれませんが、「当たり障りのない人」「どうでもいい人」でもあります。
一方、「カインド」な人は、僕がコーヒーを飲みすぎていたら、「ピョートルさん、コーヒー飲みすぎじゃない?」と言ってくれます。
見て見ぬフリをするのではなく、相手のことをよく見て、相手のためになることをアドバイスする。
カインド」な人は相手のためを思って行動する「親切な人」です。
リーダーシップの「優しさ」は、「ナイス」ではなく、「カインド」の「優しさ」です。
親は子どもに優しく接する。
店員さんはお客さんに優しく接する。
恋人同士、友達同士でも優しく接する。
「優しさ」は相手との信頼関係を築く最初のステップです。

0秒リーダーシップ
ピョートルフェリークス・グジバチ著
すばる舎


戦国大名伊達政宗」さんの言葉で、
「仁に過ぐれば弱くなる。義に過ぐれば固くなる」
というものがあります。
意味は、
仁が大切だからといってそればかり重視していると、弱々しい人間になってしまう。
義が大切だからといってそればかり重視していると、堅苦しい人間になってしまう。
「仁」とは、女性的な優しさで、思いやりの心を指す。
「義」とは、人間としての正しい道であり、正義のこと。
「義」と「仁」のバランスが大切なのでしょう。
厳しいことを全く言わずに「優しい言葉」だけをかけていくのは簡単ですが、
違っているのを知っていながら正そうとしないのは、かえって相手に失礼なことをしている可能性があります。
人知れず、人のためにお祈りしている人が大勢いるのです。
そうやってまわっているこの世界で、
自分も周りの人を想い、行動出来る人でありたいですね♪

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