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成程話:目の前にある仕事を好きになれるかどうか
2015年07月13日 23:34
稲盛和夫氏。京セラの創業者であり、経営破綻に陥った日本航空を僅か二年八か月で再上場に導いた名経営者である。
この稲盛氏が新卒で入社した会社はスト続きで給与は遅配。
嫌気がさした稲盛氏は自衛隊に転職しようとするが、実兄の反対を受け、そのまま会社に止まった。
鬱々とした日が続いた。
会社から寮への帰り道、「故郷」を歌うと思わず涙がこぼれたという。
こぼれた涙を拭って、こんな生活をしていても仕方がない、と稲盛氏は思った。
自分は素晴らしい会社に勤めているのだ、素晴らしい仕事をしているのだ、と思うことにした。
無理矢理そう思い込み、仕事に励んだ。
すると不思議なもので、あれほど嫌だった会社が好きになり、仕事が面白くなってきたのだ。
通勤の時間が惜しくなり、布団や鍋釜を工場に持ち込み、寝泊りして仕事に打ち込むようになる。
仕事が楽しくてならなくなったのだ。
そのうちに一つの部署のリーダーを任され、赤字続きの会社で唯一黒字を出す部門にまで成長させた。
稲盛氏はいう。
「会社を好きになったこと、仕事を好きになったこと、そのことによって今日の私がある」
「長の十訓」
藤尾秀昭著
致知出版社より
「どこかに“好きな仕事”があるわけではない。目の前にある仕事を好きになれるかどうかだ」
これは、ヤマト運輸元会長で『クロネコヤマトの宅急便』の生みの親でもある“小倉昌男”が残した言葉です。
ゲーテもまったく同じことを言っています。
「人生に成功する秘訣は、自分が好む仕事をすることではなく、自分のやっている仕事を好きになることである」
多くの成功者達が言うこの言葉。
信じる価値はありますね(^^)
このウラログへのコメント
どこかに自分の幸福を求める人間は弱い人間ですね。強い人間は自分が今いる所で幸福をつくろうとします。
誰かがお膳立てしてくれる訳ではない
それのわかってない人は
どこにいっても同じです
(  ̄▽ ̄)
一期一会!さん:私も気をつけます(^^)
koujiさん:私もまだまだだな
克己さん:素敵です(*^^*)
SYUZO-さん:私も気をつけなきゃ
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