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ネットの深い話:ありがとう
2014年12月31日 22:50
先生、保護者のみなさんに、もう一つの質問をしました。
「『ありがとう』の反対語は何か知っていますか?
反対語はわかりますね。黒と白、天と地、大と小・・・。
でも、これは国語の問題ではありません。心の問題です」
これは、12、3歳の子どもには難し過ぎる質問だろうと思いました。
ところが、パッと手を挙げた男の子がいたのです。
びっくりして、椅子の隙間を縫って駆け寄りマイクを向けました。
その子は、真面目な顔つきで答えてくれました。
「『当たり前』です!」 「正解です!!」 思わず握手を求めていました。
「でも、なぜ知っているんですか?」
「はい、バスケの顧問の先生から教わりました」
侮っていたことを恥じつつも、みなさんに説明をしました。
「人は、『当たり前』だと思うと、感謝しなくなります。
いいですか?みなさん、ここで手を挙げてください。
指は5本ついていますか?両手はありますか?
ここまで、どうやって登校しましたか? そうです。歩いて来ましたね。
自転車で来た人もいるでしょう。
ということは、足があるということです。
息をしてますか?息をしないと死んでしまいます。
目は見えますか?耳は聞こえますか?
それは『当たり前』だと思っていませんか?
いいえ、『当たり前』ではないんです。
世の中には、目の不自由な人もいます。足の不自由に人もいます。
今、こうして生きていることも『当たり前』ではないんです。
今年、各地でさまざまな災害が起きました。
広島や長野県南木曽町の土石流。御嶽山の噴火。
何人もの人が亡くなりました。 そう、東日本大震災を覚えていますね。
ついさっきまで、
一緒に笑ってご飯を食べていた家族や友達が亡くなりました。
さっきまで生きていた。誰が、自分が死ぬなんて想像したことでしょう。
いいですか? 『当たり前』ではないんです。
生きていること、目が見えること、歩けること。
そうそう、家に帰れば、お父さん、お母さん、おじいさん、おばあさん・・・と家族がいますね。
それも『当たり前』ではないんです。
だから!だから!『当たり前』だと思っていることに感謝しましょう。
『当たり前』だと思っていると、「ありがとう」が言えません」
ちょっと刺激が強すぎたのでしょうか。
子どもたちはシーンとしてしまいました。 でも、話を続けます。
「いいですか?人が『何してくれた』ときに『ありがとう』というのは、当たり前です。「ありがとう」には、次のステップがあるのです。
何でもないと思っていること。
普通の事。当たり前のことに気付いて、『ありがとう』と言うのです。
すると、幸せになれるのです。
今日、家に帰ったら、お父さんでも、お母さんでもいい。
『ありがとう』って言ってみてください。
できたら、その理由を付け加えてください。
『いつもご飯を作ってくれてありがとう』とか
『休みの日に遊んでくれてありがとう』とか。
きっと、急に何を言い出すんだと、キョトンとして奇妙に思われるかもしれません。
でも、ひょっとしたら、お父さんやお母さんは泣いちゃうかもしれません」
このウラログへのコメント
正に真理。この気持ちを持っている人は周りを幸せにし、自分も満たされて生きていける人やと思う
ベソさん:そうですよね。私はそういう所がまだまだな気がします
ありがとうの反対が当たり前
だから
当たり前にありがとう
なんですね
(  ̄▽ ̄)
教師の訓話のようですね
こういう話嫌いじゃないです
みんな期待しているのかも?
いいねー
やっぱり。
ここ来ると癒されるなー
今年もよろしく。
RyuTaさん:いつも有難うございます♪いやされるだなんて嬉しいです
ジョーヤマさん:有難うございます♪私もこういう話も好きです。結構好む方がいるのかも
SYUZO-さん:そうそう。今年も[ありがとう]はいっぱい言いたいと思います♪
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