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趣味は読書、生でダラダラ書かせて

2014年11月28日 01:26

西村賢太のエッセイを読んでいると、段々全く興味の無かった作家を読みたくなる。田山花袋徳田秋声、など。
西村が没後師匠と慕う藤澤清造の作品も、新潮文庫にある間に、読んでしまおう。
携帯やスマホで音楽や映像、書籍が簡単に見られるようになった。
CDやDVDが出た時は、これで音楽も映画も半永久的に保存出来ると思ったが、世の中はもっと変わった。今やソフトは不用。ネットからダウンロードして、見たり聞いたり読んだり。
書く方でも、ワープロ主体になり、手書きは衰退の一途。作家がどのように創作しているか分からないが、これからの作家創作の資料は、後世にはあまり残らないのではないだろうか。紙の資料が無くなり、完成されたデジタルなものだけが残るのではないだろうか。
未来には、偉大な作家が死んで、残ったのはパソコンだけなどという時代が来るかもしれない。
僕の生きている間は大丈夫だろうが、電子書籍化はどんどん進み、端末があれば、書斎は要らなくなるだろう。
学校の教科書も、端末一つになるかもしれない。
僕は古い人間だから、背表紙の見える本棚や、レコードジャケットなどは、好きだ。中身だけというのは、どうも苦手。
華氏451°」というレイ・ブラッドベリ原作の映画があり、小説は未読だが、映画は少し前にDVDで見た。
華氏451°というのは、紙が燃える温度のこと。これは、禁書時代を描いたSF映画。本を読むことを禁止された人々は、一人一冊の文学作品を暗記して、一人一人が、人間書籍になっているという映画だった。どんなに迫害しても、読書への情熱は失われないというメッセージだと、僕は勝手にそう受け取った。
しかし、紙の本は、どんどん衰退するのだろう。言葉は失くならないが、本という形は失くなるかもしれない。

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