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少し成程話:変であることをおもしろがる

2013年10月25日 23:04

医師、鎌田實氏の心に響く言葉

人は繋がりの中で生きている。
しかし、人との繋がりの中で人は疲れる。
時には傷つく。
変な人間がいる。
自分も変だからよくわかる。
時々傷つくのはしょうがない。
それでも人は一人では生きていけないから、傷つけ合いながら一緒に生きる。
どうしたらいいのだろう。
変であることを面白がることだ。
この20年間で沢山のヒットを飛ばした映画監督スティーヴン・スピルバーグは「自分は失読症だった」とカミングアウトしている。
字が読めないのである。
日本だったらどうだろう。
小学校1年で字が読めないとレッテルを貼られる。
スピルバーグは変だったからこそ映像で勝負をした。
字が読めなくても、違う才能が溢れていることはよくあることだ。
この20年間で最も世界の人々に影響を与えたと言われている、アップル社のスティーブジョブズも、人との距離のとり方が下手だったようだ。
見方を変えれば「変な人」だった。
ヘルマン・ヘッセもおかしい。
ノーベル文学賞をとっているけど何度もつまずいている。
エリート校の神学校を退学。
自殺未遂
更に知的障害の施設にも入れられている。
人との距離をとるのが下手だったのだろう。
結局、勉強は中断したまんま、大学へも行けていない。
大学なんて行かなくてもいいんだと、書店で働きだす。
ここで詩を書いたり小説を書き出した。
所詮僕達は、皆変な人。
ちょっと変な人と、うんと変な人がいるだけ。
ちょっと変な人がうんと変な人にレッテルを貼っているにすぎない。
そんなレッテルを貼られても気にしないことだ。
変な人が世の中を変える。
変な人が新しいものをつくりだす。
変で上等、と思って生きてきた。

『○に近い△を生きる「正論」や「正解」 にだまされるな』ポプラ新書


今であろうと昔であろうと、時代を変えてきたのは、その時その時の「変な人」。世間や組織から浮いていたり、出る杭だったりするから今までと違う全く新しい流れを作ることができる。
それは、何も大きなビジネスの話だけではない。
会社の中であろうと、地域社会でも、友達同士でも、家庭でも…
今までやっていない新しいことを最初に始めたら大抵「変な人」と呼ばれる。
人と違うことをすることを恐れない「変な人」。
変であることを面白がる人でありたい。

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