居酒屋でふんどし姿・・・続き

表の話の続き

えっちな展開はなかったですけど

その後　どうなった？って思う人も

いるかもしれないので・・・

ふんどし一丁の男性達の中に入って

マスターも参加して　飲み会

「すまないね　こんなかっこうで」

「いえいえ　そういうの慣れてますから」

「そういえば　近藤さんの件聞いたよ」

「あ、伝わっちゃいました・・・？」

「うん、怖いけど　ちょっとうらやましいかな」

「にぎにぎぐらいなら　しましょうか・・・？」

「いや　ばれたら　うちのに殺されるし」

「ああ、優しそうだけど怒ったら怖そうですね・・・」

「うん　やってくれるなら　若いのにやってあげてよ」

「いいですよ・・・」

「いえっ　いいです、そんなことされたら困ります」

「えっと、いや、でも、あう、やっぱ遠慮します」


20代の若い子が二人

なんか慌てて　ちょっと面白いし・・・


うん　なんでかな　大きくなってる気がする・・・

って　言いながら　わたしも結構意地が悪い

調子に乗ってるとか　自惚れてるとか

怒られそうだけど

なんとなくだけど

自分の見せ方を心得てきたっていうか・・・


無意識にそれをやってしまうみたいな・・・

ちあきが言うには　進化したとか

見せるが魅せるに高まったんだって・・・

なんとなく意味はわかる気がする

酔いも手伝ってか　ついつい・・・

うん　仕草とか振る舞いとか　座り位置とか

男の子達の視線・・・

高田さんとか他の人達は気づかない

マスターも気づいてない

場の支配の特殊バージョンとでもいうかな・・・？

ポジション限定の挑発・・・

ちょっと色黒で坊主頭の方が倉田くん

どっちかというとマッチョな方が志藤くんか・・・

いけないな　わたし飲みすぎだよ・・・


高田さんと他はお祭りの話で盛り上がってる

「うちのとこ　女みこしもやってるんだよ」

「女みこし・・・？」

「うん　女性だけのおみこしだよ」

「そんなのあるんだ・・・？」

「まあ　男がサポートにつくけどね」

「はっぴ着れますよ」

「はっぴ・・・？着ていいの？」

「部外者には着せないけど　身内は別だよ」

「わたし　そういうのには入らないよ・・・」

「おみこし担ぐなら　その時だけ身内同様だよ」

「うーん　興味深いけどちょっとね・・・」

わたしの視線に気づいた高田さん

「あ、ふんどしじゃなくていいんだよ」

「そうなんだ・・・」

「ふんどしでもいいけどね」

「あはっ・・・」

結構　高田さん　会話上手だな・・・


あ、　倉田くんと志藤くん

わたしのふんどし姿　想像したな・・・

メニューで下半身　隠してるし・・・


ドアがガラッと開く

「マスター　もう終わり？」

「終わりだけど　いいよ　こっち来て飲もう」

「うん、おっけー」

早紀ちゃんか・・・

おっと・・・わたしも露出高い格好だけど

ボディコンミニかよ・・・

志藤くんがなんか動揺してるし・・・

「あ、志藤くん　ひさしぶり」

「あ、おう」

「そっか　タカはこの子と会ったことあったんだな」

志藤くんの動揺

これは　早紀ちゃんと　しちゃってるな・・・

志藤くんの隣に座る早紀ちゃん

そしてお開き・・・

早紀ちゃん　志藤くんに何か渡してるし・・・

うらやましそうに見てる倉田くん・・・

残念だな・・・

お客さんじゃなきゃね・・・

ちょっとだけ　遊んでもいいんだけどね・・・

夜も遅いのでちあきに迎えにきてもらって

帰り道　歩きながら

なんとなく頭に浮かんじゃったこと


ふんどしとTバックって似てる・・・


なんて思うのは・・・



　　　　　　　　　　　　　・・・わたしだけかな？