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いい話…好況だろうが、不況だろうが
2011年11月24日 09:49
【好況だろうが、不況だろうが】
斎藤一人さんの心に響く言葉より
プロの商人は、
「今は不況だから儲からない」
と言ってはいけません。
そんなことを言っている人は、
「不況だから、今は何をやってもツイていない」
と思っているから、何もしようとしません。
これでは儲かるわけがないのです。
プロの商人で儲けられないのは、侍で剣術ができないのと同じです。
だから、プロの商人は、プロである以上、いつもお金儲けのことを考えていなければいけないのです。
相撲取りは、明日の取り組みで白星を上げることに全力を尽くします。
「あいつをどうやって投げてやろうか」
と、ずっと考えています。
これを考えない相撲取りに、白星は望めません。
お坊さんたちは、よく、
「欲を捨てなさい」
と言いますが、それを言うのがあの方たちの仕事です。
お坊さんなのに、年がら年中、お金儲けのことをばかりを考えているのはアブナイ。
檀家さんが、いなくなってしまいます。
ところが、商売をやっている人のなかには、生業の商売をやることよりも、ボランティアをやることのほうが正しいように思ってしまう人もいます。
でも、ボランティアは、生業があるからできることです。
もし、生業が傾いてしまうと、その人はボランティアをされる立場になってしまいます。
ボランティアを支えているのが商人、事業家なのです。
そして、この人たちが支払った税金が国の福祉を支えているのです。
このことをしっかり自負して、しっかと儲けないといけません。
不景気のときには、何が儲かるか、景気のいいときには、何が儲かるか…
どんな場合にも、どんなときでも、考えていなくてはなりません。
これがプロの商人です。
『変な人が書いた驚くほど ツイてる話』知的生き方文庫
プロの医者は、患者さんを治すのが上手な人。
プロの教師は、生徒に教えるのが上手な人。
プロの料理人は、美味しい料理を出すのが上手な人。
そして、プロの商人は、儲けるのが上手な人。
プロの商人や事業家が儲けるのがヘタだったら、会社や商店はたちどころに倒産に追い込まれる。
ボランティアや公職が悪いというわけではないが、それに熱中するあまり、商売がおろそかになって、会社が傾いてしまった例は多くある。
ボランティアをやったり、社会奉仕団体に所属したり、様々な公職につくことは、あくまでも、プロの商人にとっては余技であり、本職は儲けること。
プロの商人や経営者とは、不況であろうが、好況であろうが、つねに儲けられる人のことを言います。
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