デジカフェはJavaScriptを使用しています。

JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。

いい話…家で娘と母の話。

2011年07月01日 02:19

いい話…家で娘と母の話。

…これで体を洗うとひんやりします。不思議よね~♪…


家出娘】


ここにも現代の多くのティーンエージャーのように、
親に束縛された生活に飽き飽きしている一人の若い娘がいました。

娘は、神さまを第一に考える家のしきたりに反発して言いました。

「あなた方の信じる神さまなんか大嫌い。もう、うんざりだわ!」

娘は、もっと面白おかしく暮らそうと決心して、家出しました。

ところが、しばらくするとそんな威勢もどこへやら、

仕事を見つけることもできず、

ついに通りで体を売るようになってしまったのです。

年月がたち、彼女の父親は亡くなり、母親も年を取りました。

娘は、そんなすさんだ暮らしにますますどっぷりと浸かっていきました。

娘からは何の音沙汰もありませんでした。

しかし、風の便りに娘の噂を耳にした母親は、ドヤ街におもむいて娘を捜しました。

救済施設を一軒一軒回っては、頭を下げたのです。

「この写真を貼らせてもらえませんか?」と。

それは、白髪母親がにっこり笑っている写真でした。

その下には、手書きのメッセージまであります。

「今でもお前を愛しています…
帰っておいで!」と。

さらに何か月がたちました。

が、何事も起こりませんでした。

そしてある日、お腹を空かせた娘は、食事を求めてそんな施設のひとつに立ち寄りました。

礼拝のあいだ、彼女ぼんやり説教に耳を傾け、伝言板に目をさまよわせていました。

娘はその写真を見ました。

そして思いました。

ひょっとしてお母さんかしら?

彼女礼拝が終わるまで待てませんでした。

立ち上がり、そばに近寄って見ました。

そうです、それは彼女母親でした。

何とメッセージまであります。

「今でもお前を愛しています…
帰っておいで!」

娘はその写真の前に立ちつくして泣きました。

本当だとしたら、あまりにも素晴らしすぎます!

もう夜になっていました。

それでも彼女はそのメッセージに深く心を動かされ、家に向かって歩き始めました。

家の前までたどり着いたときは、夜も白んでいました。

彼女はどうしていいかわからず、恐る恐る玄関に近寄りました。

ところが玄関をノックしてみると、ドアが勢いよく内側に開いたのです。

誰かが押し入ったのかもしれない!

母の無事を案じながら、若い娘は寝室に走っていきました。

母はまだ眠っていましたが、彼女は母を起こして言いました。

「私よ! 私よ! 帰ってきたわ!」

母は自分の目を信じられませんでした。

涙を拭き、娘としっかりと抱き合いました。

娘は言いました。

「心配したのよ。玄関のドアが開いていたから、強盗に入られたんじゃないかと思って!」

母は静かに答えました。

「いいえ、そうじゃないの。
お前が家を出て行ってからというもの、
玄関には一度も鍵をかけていないのよ。」


こころチキンスープ10

ダイアモンド社より


変わらない母の愛。
いつも、いつでも想っている。。。
感動です♪

このウラログへのコメント

  • ベソ 2011年07月01日 06:55

    話の筋としては分かるけど、それは余りに無用心な気が…


    でもええ話やね~


    ええ週末を。

  • なな♪ 2011年07月01日 23:29

    ベソさん:確かに現実的に考えると不用心。でも良い話です

  • 消滅 2011年07月01日 23:47

    スマンなな♪さん。最初にワシが買うかと思いさらに
    ドヤ街ではなくドヤ顔を思い浮かべてしまった懺悔じゃ

  • なな♪ 2011年07月02日 00:13

    カイさん:買ったら危なかったね~

  • ほのぼの 2011年07月03日 21:06

    耳の痛い話だな。
    このところ老親、放ったらかし。
    この分じゃ、お盆までお預け状態。

  • なな♪ 2011年07月03日 23:28

    ほのぼのさん:あらら。その分お盆には目一杯の親孝行ができますね

コメントを書く

同じ趣味の友達を探そう♪

  • 新規会員登録(無料)

プロフィール

なな♪

  • メールを送信する

なな♪さんの最近のウラログ

<2011年07月>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31