魅惑のストリップ

その昔、とある地方に仕事で出張に行った時、夜時間が空いた。
別にすることもなかったので、狭い駅前をうろうろしていたら、気になる看板が目に入った。

「ストリップ」

それまで私はストリップと言うものを見たことがなかった。
夜の地方で一人の男。
ふらふらと魅かれて中に入ってしまった。

こじんまりとした店内に、小さなステージがひとつ。
客はまだ誰もいなかった！
これって結構なプレッシャー。
そそくさとステージの前に座わると、いきなり音楽がなりだした。
ええ？！客ひとりではじめるの！？

音楽に乗って踊り子さん登場。
！
日本人じゃないし（＾＾；
ロシア？
よくわからない。
踊りもそこそこにいきなり脱ぎ始める。
そして私の前に寄って来る。

そりゃそうだ、客は私一人だ。

私の目の前で彼女はいろいろとポーズをとる。
いや、そんな目の前で。。。
見ていいのやら悪いのやら。。。

田舎のストリップってこんなものなのかなぁ（＾＾；

そんな状態が小一時間続いた。
踊り子さんも３，４人代わっただろうか。
しばらくすると数名お客が入ってきた。
ちょっと様子を伺いながら、そそくさと私は店を後にする。
いやぁ。。。１対１のストリップっていうのは嬉しいやら恥ずかしいやら。。。

悶々とした気持ちを持ちながら、私はビジネスホテルにチェックイン。
ある意味貴重な経験だったなぁ。