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白い中に落ちていくだけ

2011年04月05日 15:05

「灯りを消して」
彼女がいたずらっぽく笑って、そうつぶやいた。
私にちょっと意地悪してやろう、そんないつもの目つきだ。
こんな時は逆らっても意地の張り合いになるだけだから、仕方無しに彼女ワンピースボタンをはずしかけていた手を止めて、部屋の灯りを消した。

改めて彼女の横に戻ると、彼女は姿勢を変えないまま私を待っていた。
改めて彼女ワンピースボタンをはずし始める。
ワンピースが胸まではだけた時、彼女の柔らかな乳房ポロリとこぼれるように顔を出した。

「今度うちにくるときはノーブラで来なよ」
そんな私のこの前の冗談めいた話を覚えていたのだ。
ワンピースを全部脱がせる前に、手を差し込んで胸を下から持ち上げるようにして、その重さを楽しむ。
「うふふ」
彼女が楽しそうに笑みをこぼした。
ゆっくりと片手で胸の感触を確かめながら、ワンピースの残りのボタンをはずしていく。

手馴れない私のボタンをはずす指は、少し戸惑いながら、それでも胸を楽しむ手は休めない。
次第に胸のふくらみを指で輪を描くようにして乳首の場所までたどり着く。
乳首を指でもてあそびながら、ようやくワンピースを脱がせることに成功する。

そっと唇を重ねようとすると、彼女は目を閉じた。
暗い部屋の中で、2人の息遣いだけが聞こえている。
下着に手をかけて、こちらは簡単にスルリと足元まで下ろす。
彼女も脚を持ち上げて、脱がせやすくしてくれた。

唇を離して、そっと横たわる彼女の身体を見つめる。
彼女の肌はどこまでも白い。
暗がりの中でも、淡い光を放って、浮き上がったように見えた。
「灯りが消えているのも悪くないね」
私はそうつぶやいて彼女の身体を抱きしめる。

声ともため息ともつかない音が、彼女の口から漏れ出る。
肌を重ねてみると、私の肌の色と彼女の肌の白さが、妙にエロティック雰囲気がした。

彼女の腕が私の首に巻きついたとき、私はただその欲求を深く沈めていった。
彼女の白い肌の中に、溶けていってしまいそうな感覚に襲われた。
彼女の身体は抱くたびに新しい発見がある。
冷たい風が、建て付けの悪い窓を揺らす音がしていた。

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