夢を見たの～夕べね

豚野郎がおちた







ホームページには

口の写真のアップで

一文字ずつ口の写真はそうなっていた


バスの中には私一人

バス停は真っ赤だ

終バスは綺麗だなぁ

顔の分からない運転手の後姿を見ながら

そんなことを思っていた

ふとバス停の向こうの公園に目をやると、砂場が目に入った。

その砂場は円形の屋根が付いていて

その屋根を支える柱は７本

柱の前にはそれぞれ薄光りする女が立っているようだったが

バス停からむかって右前の２本の柱には

女はいない

柱の前でもぞもぞと光る塊がうごめいていた

それは中型犬ほどもあろうかという大きさの芋虫であった

柱に寄りかかろうとする姿が滑稽で

何度も失敗していた。