- 名前
- 鬼六
- 性別
- ♂
- 年齢
- 59歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 本を読んで、初めて泣いたのは「フランダースの犬」、初めて反感を持ったのは「走れメロス...
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ファーストキスの思い出
2005年11月20日 07:32
もうはるか昔の、
でも何故か今でもそのシーンはクッキリ覚えている。
小学校4年だった。
放課後ブランコに1コ上級生の女の子がのっていた。
このコ、可愛いくって一方的に好意をもっていた。
色白で細面の顔立ち、
家が近所だったから顔見知りだったけど
学年が違うので、
話しをすることは一度もなかったんだよね。
周りには誰もいなかった、
チャンスと思ったけど気の効いた言葉が浮かばない。
しょうがなく、私はその横のブランコに腰掛けた。
まぁここまではセオリーどおり。
そのあと話し掛け、
しょうもない話交わしたような。
でも弾まない。
その時突然何かがひらめいた。
不意に私は彼女の唇に私の唇を押し付けた。
とても唐突に。
何故そんなことをしたのか私自身説明ができないが、衝動に駆られたのだろう。
不思議なことに彼女は何も拒否しなかった。
不意をつかれたとしても
拒否の表情や言葉をいっていたら、
すぐその場を逃げ出したんだろうな。
だが彼女は何事もなかったように
平然とした顔をしていた。
私は調子にのって二度、三度と
彼女の唇に自分の唇を押し付けた。
彼女はされるがままで、お人形さんのようだった。
見た感じもお人形のような可愛い、
ほんとに可愛い子だった。
今に思う、
キスとはどのようなものなのか知っていれば
その後の発展もあったのにと。
無知のせいでその次のステップへ進めなかった。
あ~ぁっ。後悔!
そんな、ファーストキスでした。
彼女、今はどんなおばさんになっているのだろうか
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