- 名前
- 鬼六
- 性別
- ♂
- 年齢
- 59歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 本を読んで、初めて泣いたのは「フランダースの犬」、初めて反感を持ったのは「走れメロス...
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襲われ、そして奪われた。
2005年11月19日 07:32
その日は冬の寒い日だった。
その道を通るのは怖いと噂の道だった。
でもその道を通らなければ、
目的の家へはいけない。
意を決して僕は走り出した。
私はひたすら走った。奴と目を合わさないように。
もう少しでその怖い場所を通り過ぎるというとき、奴はやってきた。
電信柱の上方から急に低空飛行に入り、私の頭をめがけてきた。
そして、私の毛糸の帽子を奪った。
一瞬、頭を狙われたと思い、身がすくんだ。
奴は頭を狙ったのではなく、私の毛糸の帽子を
狙ったのだ。
羽ばたきながら、彼の足から僕の帽子がボトッと落ちた。
毛糸の帽子を食べ物と勘違いしたのか
それとも、からかったことに満足したのか
彼はそのまま羽ばたいていった。雄たけびをあげながら。
それ以来僕はカラスが大嫌いである、
というか、鳥が羽を広げバタバタするのがとても怖い!
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