- 名前
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水(ウォーター)のお話し・・性的内容一切なし!
2022年07月03日 11:58
出会い系サイトだから勘違いされると気の毒ですから、念のために「性的内容一切なし」です。
冗談じゃなく本当ですから怒らないで下さいよ。
とにかく、暇で暇で仕方が無いもので「暇つぶし」で書くだけです。
性的内容を期待されている方にはお気の毒かも知れませんが、知って損はない面白いネタと、自己満足させて頂きます。・・・すいません。
皆さん硬水と軟水御存じですか?
最近は水も「ミネラルウォーター」の人も居ると聞いています(多いかな?)。
ミネラルウォーターには必ず「硬度」が記載されています。一度ゆっくりご覧ください。
硬度とは、含まれているカルシウムとマグネシウムの量です。多ければ硬水、少なければ軟水です。WHOの基準では硬度「120以上」を硬水、120未満を軟水と言います。
関西と関東の水道水の硬度は違います。
東京は「65」くらい、関西は「45」くらい。どちらも基準では軟水ですが、軟水の中でも「65」は「中軟水」と言われます。
御存じの方も多いと思いますが、東京の出汁はカツオですが関西はカツオと昆布で取ります。当然味が違います。美味しいと感じるのは主観的なものですから個人差・・・慣れ親しんだ味が良いのかも知れませんので優劣は無いと私は思いますが、「科学的」には植物性のグルタミン酸と動物性のイノシン酸の混合出汁が旨味成分が勝るとされているようです。
東京で昆布を出しに使わないのは「三十国船(北海道から船で昆布を運んだ船)が、太平洋じゃなく日本海経由だったから・・・」なんて言う人も居ますが、実は水の硬度の違いです。
東京の水の硬度「65」では、昆布のうまみ成分がミネラル分(カルシウムとマグネシウム)と結合して「灰汁」として出てしまう。灰汁は捨てる物ですから・・・これが、東京で昆布出汁が普及しなかった理由のようです。
人間にとって「水」は命の様なものです。
水が無ければ人間は1週間ほどで死にます。水さえあれば20日は生きているそうです。人間の体は80%は水と言われてますので当然かも知れません。だから、毎日水を飲みますが、体全体の水は概ね半月で入れ替わると言われています。関西人の私が東京で半月過ごせば体の水分硬度が変化すると言うことなのかも知れません・・・??
他方、日本以外の国の多くは硬水です。世界中で水道水を飲めるのは日本以外には殆どありません。ただし、(硬度の問題ではありません)。
硬水は、ミネラル分が多い水です。当然、昆布で出汁を取ることはできません。
ところが、肉も煮込み料理は硬水が優れます。ミネラル分が肉を硬くするたんぱく質と結合して灰汁として出すため、肉が柔らかくなり良いスープが作れると言います。この時に用いる水の硬度は「200以上」が良いと言われます。
日本料理は硬度「50以下」が良いと言われ、肉料理は硬水が良いと言われ・・・その土地の水に合った料理が「美味しい」のでしょうね。
ミネラルウォーターには軟水と硬水がありますが、沖縄を除き日本の大半は「軟水」です。ヨーロッパは「硬水」が多く、硬度「200~300」が多いらしいですが、イタリアは硬度「1600超」のミネラルウォーターもあります。コーヒーも硬水が美味しいと言われます・・・特に、エスプレッソと聞きましたがイタリアですか~
中国北京などは当然、水道は飲めません。硬水なのですが石灰質(鍾乳洞のイメージかな?)の地層を通るため硬水になります。硬水には一時硬水と永久硬水があり、中国の水は前者です。一時硬水は沸騰させることでミネラル分が凝固して沈殿し「軟水」に変化します。中国と言えば・・・・「お茶」を飲みます。お茶を飲むためには水を沸騰させる・・・これも意味があったと言うことですね。
残念なことに、日本のように「冷水」に茶葉を入れて飲むことは不可能ですが。
それと、特筆すべき硬水と軟水の違いですが・・・
人間生活に与える影響です。
日本人が大陸やヨーロッパなど硬水国に行って感じることは、水で顔を洗うと乾燥してパサパサになります。体を洗う石鹸の泡が立ちにくく、水で洗っても落ちにくい。頭髪を洗えば毛穴にミネラル分が詰まり脱毛。だから、顔を洗うのではなく乳液で「拭き取る」。風呂ではなくシャワー。外国人は体臭が強いのではなく不潔なのでもなく「洗い落とせない」。また水は貴重(ワインなどは、飲めない水を飲める水に変えてくれる自然の摂理みたいなものだったのかも)。このような理由から「香水」が普及したようです。
洗濯しても泡立たず、石鹸カスが残っている場合が多い・・・だから、温水洗濯するようです。
日本人は世界一「清潔」と言われるのは、総て水の御蔭です。
その日本人がミネラルウォーターですから、残念に感じることはあります。
でも、マンションやビルの水は水道水を一旦屋上の貯水タンクに貯めて配水しますので・・・私は飲みません。・・貯水タンクの中を見てからですが。
水道管直接の水を重宝して飲みます。最も安全・安心な水だと思っています。
昔、日本の川を見た西洋人は「滝」と呼んだそうです。
雨が良く降り、山が多く流れが速いからだそうです。ヨーロッパなど大陸の川はゆっくりと流れています。
雨水の硬度は「0」です(地上到達までに若干違うと思いますが)。蒸留水の様なものですから美味しくはないですが超々軟水。この雨水は世界中同じです。お茶や昆布のように、軟水は色々な成分を溶け込ませます。溶け込むミネラル分が少ない地層を早く流れると「軟水」・・・それが日本なのでしょう。
大陸ではゆっくりと大量のミネラルを吸収して硬水になるのかも知れません。
何しろ、日本は年間数千ミリの降水量があるのに対して、ヨーロッパは「150㎜程度」です。
私は、日本に生まれて来て本当に良かったと感謝しています。
最後まで読んだ人は居ないでしょうね・・・・あ、私が居た! 超暇人。
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