ひとりでできるもんっ！！

電車に揺られて通勤するのにも慣れ


移動の最中、娘はタブレットで読書

私は音楽を聴きながらリラックス


電車の中では、みんな静かです



時たま、座った席の隣に同い年くらいの子が座ると

なにやら楽しそうに話していたりするのを見て、私も思わずほっこり



グラマラス（優雅）になることを目標にしている娘は

最近、歩き方もなかなか優雅




英国王女が歩くのは、きっとこんな感じ



というのを頭の中で描いて、手本にしているようです



なので、パンツスタイルよりもスカートを好み


髪のお手入れやら肌のお手入れやら、朝から余念がありません


大人顔負けです




先日は、「I can shopping only myself in these!」
（ここでもひとりでお買い物できるわ）


と宣言すると、

「Waiting me, I'llgo only one」
（待ってて、ひとりで行くから）


と、私からお金を受け取り商店街へ




ひとりで行かせるといったって、ココは私にとっては外国


危険度は日本の比じゃないわけですよ



なので、少々離れた場所からウォッチング




お願いしたものを順々に買い揃えていく娘ですが


さっきから何やら、購入するまでに会話が多い気がする




子供がひとりでお買い物していることを、何やら注意されてるのか


いざというときは、私が行って謝らなくては


と、少々娘に近づき、気づかれないよう隠れていると



娘「I know that your shop of vegetables isthe mostfresh in Birmingham.
I don't buy these in other shops.I amever.
Please to cheaperprices」
（ここのお店のお野菜がバーミンガムいち新鮮だって知ってるわ。
他のお店で買わないのよ、私は一途だもん。
だからもっと安くしてね）



6歳、値段交渉してる



というか、値切りが当たり前になってる



外国で値切りって、通用するのか




と思っていたら



「OKpretty, You are manytimes shoppingfrom my one.」
（OK可愛い子ちゃん、きみたち親子はいつもうちの店の常連だものね）



と、あっさり値段交渉成立




おいおい、カリスマ主婦じゃんか





いつのまにそんな交渉術を身につけたんだよ








と、こんな調子で次ぎ行く店でも値段交渉


帰りに寄ったキャンディーショップでも値段交渉



いつもこれくらいのお買い物だと、20ポンドくらいかかるのに

全部で8ポンド少々で済ませてきた娘




節約の神様が降臨した






どうしてお買い物にひとりで行きたかったのか、後で聞いてみると


日本ではおじいちゃんもおばあちゃんもママもお買い物のお手伝いをさせてくれたのに


イギリスに来たら、それがなくなったから


私は役に立つわよというところを見せたかったようでして





気持ちはわかるし、大助かりなのですが


何せここは外国


銃が出てきてもおかしくないし、誘拐だってありえるし（娘は北半球いち可愛いので）


それらを心配してるんだよと必死に訴え




すると、あっけらかんとした感じで



娘「I'mmostpretty,cutie,beauty.Criminal willcontinue to runaway forfear of my Beauty.」
（私はものすごく可愛くてキュートで美しいから、私の美貌に恐れをなして犯人だって逃げていくわよ）




どっからその自信が出てくるんだ




いや、可愛いのは認めるぜ





・・・・・・まあ、いいか


次回もお買い物は自分が絶対にする、と宣言してきたので


次回のお買い物も、私は陰から見守ることになりそうです