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裁判傍聴記☆脅迫 威力業務妨害 -被告に詰め寄る検察-

2012年10月23日 00:30

10/18(木)G原さん裁判の日。
この日私は仕事が長引き、開始時間に遅れること1時間。

法廷室に行き、小窓を開けて中を覗いたがもぬけの空。
終了したようであった。残念(><)



1階ロビーに降りて裁判予定表をめくっていると、もうすぐ暴力事件の新件あり。これを傍聴しよう。



▼T被告 男性 44歳 罪状:脅迫2件 威力業務妨害1件 



被告は中背、小麦色の肌ではっきりとした二重まぶたの大きな目をしたどこにでもいそうなタイプ、あまり暴力犯っぽい感じはしない。


検察冒頭陳述:「ひとつめの罪状。T被告は平成23年●月●日。折りたたみ式自転車とともに市バスに乗る際に、自転車をたたまず乗ろうとして、運転手から『折りたたんで乗ってください』と言われて口論。その際に「S原、殺すぞ、われ」と恫喝して畏怖させ、その様子を見ていた見知らぬ男性に『あんたが悪いんや。運転手さんを苛めたらあかんぞ』と怒鳴られ、その場から離れた。相違ありませんか?



T被告:「間違いありません」



検察官:「その場から立ち去ったのはどうしてですか?自分が悪い、運転手や他の乗客に迷惑をかけると思ったからですか?」



T被告:「それもあります。それから、割って入った男性乗客の腕から刺青が見えていて怖かったからです」



怖かったってねぇ(・~・)。刺青のあんちゃんは真っ当な事言ってるのに何が怖いんだか。

運転手を脅すあんたのほうがよっぽど怖いって。



検察官:「運転手の名前を呼んで脅していますね。名札があるからそれを見ての事ですか?」



T被告:「そうです」



検察官:「それだけですか?S原運転手がもしかしたら恨みのある男性かも?と思ったのではないですか?運転手が恨みのあるS原ではないかと見当をつけて嫌がらせをしようと思ったということは?」



被告:「それはありません。たまたま名前があの人と同じだったから、ちょっと頭に血が上って・・・。それに、私はあのS原さんにも恨みは持っていません。嫌がらせをしようと考えたこともありません」


ん?何の話?『S原』という名には何か意味があるのか?この謎はふたつ目の立件内容でわかることになる。



検察官:「今はどう思っていますか?弁護士を介して、バス会社と運転手に謝罪の手紙と現金3万円を送っていますね。これはどうしてですか?」



T被告:「自分に落ち度があったと思ったからです。運転手さんや乗客に不愉快な思いをさせてバスの次の到着を遅らせたのを悪かったと思っているからです」



検察官:「落ち度があったと思う程度ですか?『お前、殺すぞ』という言葉を聞いて、運転者やその場にいる乗客が怖がっただろうとは考えなかったのですか?」



T被告:「運転手さんや乗客を怖がらせる気はなかったです。あの刺青の男性みたいな人だったら怖く思うけど、私みたいな平凡な外見の男が言ってもたいして迫力ないから怖がるとは思いませんでした」



刺青のあんちゃんなら怖いけど、外見が普通だったら怖くないってどんな思考じゃ?

誰であっても「殺すぞ」なんて言われたら怖いに決まっている。この場で何もなくても逆恨みされて後々何かあるのでは?と考えるでしょうに。

まぁ、おそらく弁護士との打ち合わせで、非常に反省しているというパフォーマンスしておいたほうが有利だという目論見があるんだろうけど。

と考えていたら、案の定、検察官から鋭い指摘。



検察官:「それはすべて弁護士と相談しての話ではないですか?」

(ウラに続く)

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