７曲目　　「古都旅情」　修旅と彼女の思い出。京都で一番好きなのが嵯峨野

いつか君と歩いた京都の街を
今日は一人で歩いてみます。
野宮神社から竹のトンネルくぐり
寒いねって君は寄り添ってきた
常除光寺・落柿舎と悲しい名前が続くねと
由来など気にすることもなくつぶやいていた
お腹が空いたと君は子供のようにダダこねて
二人で食べた湯豆腐はおいしかったね
大人気取りで熱燗も頼んでみたりしました
念仏寺で突然手を合わせた君を見て
とてもいとおしく思えました


清水の舞台から飛び降りるって
こんなに高い所からって
高所恐怖症の君は思わず
後ずさりして僕にしがみついた
清水寺から帰りの下りの坂道の途中
辛い物好きの君は一味唐辛子を買って
その角を右に曲がった産寧坂の途中で
喫茶店に入りコーヒーを飲みながら
旅のおさらいをしていましたね
今はもう他人の君を思い出しながら
同じ道歩いてみました。