- 名前
- banana_record
- 性別
- ♂
- 年齢
- 51歳
- 住所
- 神奈川
- 自己紹介
- 人の話を聞く選手権県大会3位の実力です。聞こうじゃないですか。
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紫のけむり
2006年08月24日 22:46
20歳(のちょっと前)からタバコを吸い始めて10年目でやめた。そこから5年吸わなかったのだが、昨年再びタバコを再び吸い始めた。
で、先週タバコをまたやめた。
今日で禁煙10日目に入った。タバコを吸わないこと自体は、実は全くつらくない。思い返してみたら、気持ちというか精神というか、そういうもののいろんな意味での「動き」は、タバコをやめた先週よりもタバコを吸い始めた1年前の方が大きかったような気がする。
僕がタバコをやめたことを言うと、あるいはタバコを吸わないでいると、とりわけ喫煙者の人たちが一様に同じ質問をしてくる。「どうしてやめられたのか?」だ。この10日間で4人の喫煙者からこの質問を受けた。彼らもタバコをやめたいんだろうな、と感じた。
これまではこの質問に対しては、「やっぱり健康のこと考えて」とか「経済的にもバカにならないから」とか適当に答えていたのだけど、こうも立て続けに同じ質問が来ると、ちゃんとした回答を用意しておきたくなる。これまでのような回答は、なんと言うか気が利いてない。大体、実際は健康面や経済面を考えて禁煙したわけじゃないんだし。
それでこの10日間を思い返してみた。どうして僕はキッパリとタバコをやめられたのか。うーん。分からない。これといった決意もしてないし、自分に試練を与えているつもりもない。そもそもこの10日間、「自分はタバコをやめてる」って意識したことがそれほどなかったような気がする。じゃあそれでいいや。「どうしてタバコをやめられたのか?」と聞かれたら「そんなこと考えたこともない」と答える。
でも、だからこそタバコをやめられたんだろうなとも思う。禁煙という状況を深く考えなかったり、重く捉えない精神状態こそが、禁煙生活を楽に過ごせる秘訣なのかも知れない。そういえば、タバコは今も手元にある。吸おうと思えばいつでも吸える。吸おうかな。
Jimi Hendrix/Purple Haze
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