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空気人形 脚本家是枝の失敗作

2009年10月01日 01:40

渋谷シネマライズで見てきました。夜の平日の最終(午後7時20分上映開始)ですが、観客のいりは多くもなく少なくもなくといったところ。
 最初にシーン、板尾創路が電車に乗って窓の外をみるところがなんともいいです。雨が降り始めた中、傘もささずに走る板尾が演じる秀雄が、コンビニエンスストアかあ走り出て家に入るシーン。中にいる家族に声をかけてドアを閉じ、女性と相対して食事をとりながら、その日の仕事場での愚痴を相手の女性にかたる秀雄。カメラ女性の前に回り込むとその女性人形、しかもできの悪い、ソフトタイプのダッチワイフであることがわかります。シーンは変わり、人形を相手にセックスをする秀雄、そして、次のシーンでは、着脱可能な女性性器(まるで筒のようなシリコンと思われる用具)を洗うシーンがつづきます。
 はじまりがそのようなものですから、きっと、次には人形が人間になるシーンとなるのだろうと思ったら、はたしてそうなりました。
 いや、ペ・ドゥナ演じる空気人形のぞみは本当にかわいいです。
 そんなのぞみはその世界に冒険にでかけます。その時に、人形を腕に抱いた女の子とその父親や、ややくたびれたOL、自分が犯罪をおかしたと駐在に自主ばかり繰り返す老婆、などなどの人々に出会い、ひょんなきっかで入ったレンタルビデオDVDショップで、店員純一(ARATA)で出会い、恋をしてしまいます。いつかしら、のぞみは自分の趣味で服を買い、純一と同じショップで働き、映画のことを純一に教えてもらい、夜になると急いで家に帰って、ダッチワイフとして秀雄に抱かれるのですが・・・・。
 ある時、ショップで怪我をしてしまい、そこから空気が漏れてしまい・・・。
 みずからの存在理由を求めてか、のぞみ製造工場を訪ねて行き、そこで人形製造者(オダギリジョー)に出会い・・・。
 秀雄を捨てて、純一との生活を選んだのぞみですが、そんなのぞみに純一が希望したこととは・・・。そして、そんな純一にのぞみが行った行為は・・・。

 うーん、いろいろ登場人物を増やして物語の厚みを増やそうとしたのですが、すべて拡散してしまい、たまらなくつまらいものになりました。
 とちゅうまでよかったんですけどねぇ。
 吉野弘さんの詩を読むのぞみなんて、すごくよかったのに!
 役者がよかっただけに、これは是枝監督・脚本の完全な失敗作です!
 電車の走る高架の下を自転車の秀雄がのぞみを探すシーンなんて「幻の光」みたいだったんですけど、「幻の光」のほうがずっと完成度が高かったと思います。本当に残念ですね。

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