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だから私は「嫌い」と言う

2009年03月21日 05:40

人は嫌いか?憎いか?
そう問われれば「そうだ」と言う。

社会も人も
過去(むかし)も現在(いま)も関係なく

嫌いでなければ
憎くなければ

そんな感情など
抱きもしなかっただろうから。

少なくともそんな経験があれば
現在はどうあれ「YES」と答える。

嫌いになってしまった
憎くなってしまった

死にたい」とも
「殺したい」とも思えた

その事実は変わらない。

そんな感情抱きたくも無かった。
そんな想い知りたくも無かった。

それだけは「一番覚えたくないもの」
「一番赦せないもの」だったから。

清く 優しく 凛とした
間違った事だけ許せない

そんな女性になりたかった。

笑顔が綺麗で
それに見合う心を持った人に・・・


それを諦めた時から
冷たく 残酷で構わないと

その方が自分を守れそうに思えたから。

刃物の様な鋭さ
氷の様な冷たさ

切る為の刃なら優しさなど要らないと。

ー「この身体は精密に創られた人形
瞳は硝子で 心は氷で・・・ 言葉は武器

だから剣を持ってるの。

自分も他人も関係ない両刃の刃」ー

そう言い聞かせる事でしか自分を保てない子供だった。

ー「お芝居大好き だってみんな仮面をつけてるんだもん。
その仮面を壊すのが大好きだから 私はいじめられるんだ。
私を嘘つきと言うみんなの方が分厚い仮面を被っているのに

重苦しいのに 大事にするの。
仮面の大きさを競っての化かし合い
嫌だと言えば嘘つきだ。

自分の嘘はほったらかしで。」ー

謳う様に日々それが常。
歪んだ自己暗示を繰り返す毎日

「いつになったら 自由になれるかな?」
そんなの一生もしかしたら無いのかも。

そしたら・・・

神様だって嘘つきね。」
嘘と矛盾と欲に欺瞞・・・
救いようのない所に産まれたと 悔やみながら・・・

何一つ自分以外は信じなかった。
神様どころか人すら信じなくなったのは

笑顔を捨てたその頃。


望んで病まなかったものが増えてきた現在。
何が自分の中で変わりつつあるのか解らない けど、
待ち焦がれてた素の自分と

距離が縮まってきてる様な気がするのは 何故だろう・・・

独りに慣れてしまえる様に 人との関わりで傷つかない様に
そう言い聞かせてきた。
他の人なら嬉しい言葉も受け取り方に困ってしまう。

傷つき 擦れて 淀み
捻れ曲がって歪んだ私は

拒絶や愚痴 批判を何処かでこれでもか という程並べなければ
勝手に怖くなって止まなくなる。

膿を出すように吐き出す言葉は辛辣
見方取り方次第では本気でそうだと思えるでしょう・・・
乱暴な言葉や態度で強がり、傷を隠す事しか出来ずにきた。

最初はこんなんじゃなかった・・・
身体は弱かったけどもっと今と正反対で素直だったと思う。
それでも素直 正直 無垢・・・そんなものは永く続かない。

綺麗なもの程 脆弱

美しい程 儚い

それでも手放す事が悲しくて それでも痛くてならなくて。

願い 信じ 祈り 動いても
何一つ実らない現実。
競わされる様に 急かされる様に 決めつけられた方へと
用意された道に進めと 意志も何も通らぬ中で
生きる為の 生き甲斐 夢。

そういうものを優先して

病んでくその場所を感じない様に と
切り離した結果だから

だから私はいつか来る独りに備えて
それに泣かない様になりたいと願っての事。

人が社会が 憎いか嫌いか問われれば
そういう感情を知っているから 抱いたから

嫌いだと

憎いと

信じないと


私は 答える。

それは
願い 想い 慕い 信じ 愛し続けたかったものへの
同じ位に強い反発だから。

それは
好きと同じ位嫌いだと
愛しいもの程同時に憎いとそんな所が原点だから。


-----------------
sentfrom W-ZERO3

このデジログへのコメント

  • akimag 2009年03月21日 05:51

    わかる気がします。ときどき殺すぞテメ、みたいな気持ちになる。思うまま吐き出せば少しは楽になるね。

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