くりーなっぷ。

部屋を
片付ける
いろんな澱が
たまっていて
とても埃っぽかったので

恋の話を
聞きながら、
拭けども
拭けども、
次男の毛が
あとから
あとから･･･

いいかげん、
いやになって、
ベランダに出ると
眩しい青空とは
このことか？
ところどころ
申し訳程度に
ほんわかと
雲の切れ端が、
ふたつ、みっつ

そらの端っこに
浮かんでいて

洗濯日和、とでもいうのだろうか
梅雨を前にして
すっきりしたい

そんなことを感じつつ
次男の洗濯
今日は性器周辺を
ブラシでゴシゴシしても
怒りもしなかった

風で乾かそうと
図書館へ向かう
途中でしゃがみ始め
慌てる

こんな日和に
セックスが
どうだとか
こうだとか、
なんちう隠微な話を･･･

それにしても、
女性というのは
自分のセックスを
いい
とか
悪い
とか
抽象的な言葉ではなく、
物理的に、
どうだとか、
どうなる、とか
まるで、言われたことをそのまんま、
なんとなく
物っぽい形容されること対して、
嫌悪観を
いだかないものなのだろうか？

ボクはそんなこと
口にしたことはないので、
まぁ健闘をたたえあったり
素晴らしさや感激を
言葉ではない表現で
伝えようという試みは
したことがあるけれど。
よくわかんないな。
それ。

部屋の片付け
終わっていないけれど、
木酢液の、ヤニっぽい匂いが
ほんわかと
部屋に満ちていて。

タバコは苦手だけれど、
この匂いは悪くない。



ゴミ屋敷のありさまを
思い出しつつ、
ふと、その主たちに
考えがおよぶ

彼ら、彼女らの
動物行動学的分析
誰か、書かないか？

おそらくあれは、
日本だけの現象では
ない

に、決まってる