JPXプライム150指数って7/3日から公表としているが未だ公表されていない。

JPXプライム150指数って新たに東証が生成した指数である。
基本コンセプトは確かに日本を代表する企業を選択しているため、参考となる指数ではある。
2023年5/26日の値を1000として、7/3日から公表としているが、いまだに公表されていない。
まあ何か問題が発生したのか分からないが、東証が明確に7/3日から指数は出しますと言っていたわけだから、ちゃんとした説明があってもしかるべきですかね。
ここで選ばれた150銘柄は日本の企業でもエリート銘柄です。
選択条件は①PBR1以上かつ②エクイティスプレッド上位の銘柄という事になります。
エクイティスプレッドとはROE(株主資本利益率）から株主資本コストを差し引いたものです。
これがプラスならば株主資本を効率よく使って、株主資本を超えるリターンが得られている事になる。
因みにこのプライム150にはトヨタ、ホンダ、パナソニック、メガバンク等は入っていません。
①か②のどちらかが引っかかっているのでしょう。
JPXプライム指数銘柄には日立SSも入っており、従来の重厚長大産業という企業カラーから
完全に脱した企業形態になっていると言う事でしょう。日立は実は変わり身が早いのです。
歴代経営者もしっかりとしたビジョンを持っていて、決して無理な経営をしません。合理的なわけです。
この辺が長年ライバルだった東芝とは決定的に違う所ですかね。