体験日記４　初キスフレとの出会い　④その後とお別れのノーズキス

４時間ノンストップキスの後日談です

お互いに経験したことのない素敵なキスとその相手に、その後も１，２か月ごとに逢瀬をしてました。
１年くらい経った頃、彼氏ができた、と報告が
（最初会った時も、別の彼氏いたけど別れそうと言ってました）
彼女は出会い系サイトでサクラのバイトをしていて、そこで同じくサクラをしているバイトの男性とのこと
サクラって男もいるんだ！？と驚いたら
「まあメールで引っ張って金つぎ込ませるだけだから男女関係なくできるし、むしろ男多いよ」
との答えにまた驚き

サクラってことはそもそも人をだまして金儲けなわけで、
そういうバイトをしてること自体どうかと思いますが、
その同じ職場で人をだまして金儲けしてる仲間で、彼氏ができた
は自分の価値観とかが全く通用しない世界があると思った記憶があります

彼氏できてからも１，２回会いましたが、キスは積極的ではなくなってた彼女
その後、彼氏できて３ヶ月くらいで、終わりにしようとメールが来ました
自分も既婚で、正義をふりかざすのも変な話だし、恋愛関係でもないし、
その相手に騙されてるとかでもなさそうなので、意志を尊重して
でも、せっかくだから最後に一度会おうとなりました
「キスはしないよ？」と彼女

夜にお台場のレストランで食事をして、思い出話をして、彼氏とののろけを聞かされ
気付いたら終電無くなっていました
まあ、適当にビジネスホテルでも泊まって帰ろうと思っていたら
ドライブでもしようと彼女から
まあさんざん会話してたのでドライブで会話ってほどでもないので、品川あたりまで車で移動
（この日は彼女だけ車で来てて、前と違い大きなワンボックスでした）
そこで路上駐車してまた話してました
レストランと違い隣り合わせですごく近いのでなんとなく・・・雰囲気が変わってきて

自然と手を重ねて・・
指と指をからめて・・
シートを後ろに倒して・・
寝そべった状態で向き合って・・・
見つめあって・・・

彼女の後頭部に手を回して軽く引き寄せるとこちらに身体を近づけてきます
彼女も俺の後頭部に手を回して
もう顔と顔の距離は１０ｃｍ弱・・・

その状態で無言で５分くらい、シート側の手（俺は右手彼女は左手）で互いの後頭部を撫で・・
上側の手は手と手を重ね相手の指を愛撫しあい・・・

「楽しかったよね」「気持ち良かった」「満たされてる時間だったね」「

特に思い出して感無量で泣くでもなく、懐かしんで微笑む感じ
顔がさらに近づく・・・・

もう目と目で３ｃｍも無かったと思います
見つめ合っててもちょっとピンとがぼけるくらいでした（まだ老眼じゃなかった）
お互いの息は当然かかり、食後歯磨きもしてないので食べた匂いもすこしする感じ

でも「キスはしないよ？」のひとことを忠実に尊重してその距離を楽しみます
キスの時は「SEXしたいね」「うんしたいね」と言いながらキスを楽しんでましたが
今日は「キスしたいね」などは一切言いませんでした

それを言ったら、なんだか反則が気がして、それと、
本当はしたいなら彼女は無言でキスしてくるだろうとも思って

でも、彼女もキスはしませんでした


鼻と鼻が触れ合いました・・・
決して二人とも鼻は高くないですが
鼻と鼻がこすれ合うだけで
なんというか、これでいいんだ・・・って感じがしました
これ以上はダメ、でもここまではいい、これ以下じゃ物足りない
決めた線引きギリギリで、出来る限りを楽しむ

鼻と鼻を、ゆっくりこすり合いながら
上半身だけ彼女の上に重なります
なので当然両腕は自重を支えるために使えません
身体を彼女に乗せるということもあえてしませんでした
お互い、相手に対して自分がどれだけ敏感になるか知ってるので、
きっと身体を重ねたらむさぼりあうように全身を愛撫しあってしまいそうで、やめました

ただひたすら、鼻と鼻の、キスではないキス
擦り合わせ、止めて、二人で両目ウィンクで会話
鼻と鼻を合わせてからは一切会話しない時間でした

時計は見てませんがたぶん夜中１時頃に車で移動し１時半頃には路上駐車し、
３時頃に鼻と鼻、だったと思います

ずーっと無言で
腕がプルプルしてましたが休みことなく自分のカラダを支えて
彼女の鼻を鼻で愛撫してました

カツカツカツカツ、、、
足音で視線を横にすると、明るくなってました
品川プリンスのすぐ脇に停めていたのですが、５時ちょっと前で始発とかに乗る人でしょう

急に我に返って
「もう朝になってたんだね、ごめんね」と言って
上半身を起こしました
彼女が名残惜しそうにしがみつく、でもなく
アハハと笑うでもなく
「うん、朝だね」
でした

ありがとうとか、また言い出すと
またダラダラと会話になっちゃう気がして、それはなんか残念な気がして

「じゃあ、電車動いたから帰るね」
「うん、気を付けて帰ってね」
「そっちもね」
そんな感じで車を後にしました

それ以来、連絡もしてません
２５歳だった彼女ももう４０代半ばかな

キスはしないよ、への俺の行動は、あれで彼女の求めていたものだったのか
全く分かりませんが、自分としては感謝の気持ちでいっぱいです
彼女のおかげで、キスへの自信、キスへの想い、がとても深まった気がします
出会い系サクラっていうのも受け止められるようになりました(笑)