デジカフェはJavaScriptを使用しています。

JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。

綾と雪(*⌒▽⌒*)その四

2021年02月11日 22:21

綾と雪(*⌒▽⌒*)その四

まさこは心配していた、必ずまさこの電話にはすぐにでていた剛がもう丸二日でないのだ
一体なにがあったのだ?
なぜ出ないのだ!
だんだんまさこはイライラしてきた

そんな夜に珍しく実家の母よしこから電話があった

まさこ!聞いて!大変だったのよ!
弘が…!弘さんがね、誰かに階段から突き落とされたのよ!
それもね、外科のドクターいうには階段から落ちたにしては他にも不自然な傷が多いと言うのよ!
でも、弘さんに何度聞いても階段から落ちた、しかいわないのよ!
おかしいでしょう?
もう私心配で…

…お母さん、でも、弘は命には別状ないのでしょう?入院しているならもう安心じゃないの?しっかり看病したらいいわよ、とまさこは冷たく話した

よしこは嫌な予感がしていた
雪が先日いきなり尋ねてきて将来T大学に進学したいから、と資金にしたいからと、ちょっとびっくりするような金額を要求してきたのだ

しかも、『おばあちゃん、断れば舞におばあちゃんと弘お父さんのことバラすから、舞は弘お父さん大好きだからね、きっとおばあちゃんのこと許さないわよ!』と恐喝まがいだった

もちろんよしこは仕方なくお金は出したが、考えたらまだ雪は1年生
もう今からそんなに教育資金が必要だったのか?と
よしこは胸に黒いものがあったのだ

まさこはまさこでよしこに対しては納得できないものも未だにあった

元はといえば、この母親が弘とずっと二人でいたいがためにまさこや二人の娘をあの家に体よく追い出したのだ
弘にしたって本心よしこといたいがためにまさこと形だけ結婚したのやない?
何を今さら慌てて、電話なんかしてきて!とまさこはますますイライラしてきた

翌日、体調不良とスーパーに電話して仕事を休み、まさこはもしかしたら剛が連絡無しにあの家に来るかも?と僅かな期待で待っていた

なぜ玄関の鍵があいているのか?など疑問に思う暇もなく
あの部屋に走るように入った

広いベッド
棚には、剛の好んで使ったオモチャ
荒縄まである

まさこはそれらを眺めながら
全てはこの部屋から始まったのよねと懐かしいような何とも言えない気持ちになった

確かにはじまりはレイプだった
だが、誰も助けてくれない、現実を受け入れるしかないと全てを
諦めてからは、むしろまさこはだんだん体の快感に包まれ、剛のエスっけに染まり、元もとエム体質のまさこを開花させていったのだ

まさこはベッドに横になり
シーツに顔を埋め、あーっ…なぜ?なぜ連絡取れないの?!酷いわ!このままじゃ私…私は…とまさこは自然にスカートの中に右手を入れた…

しばらくまさこは快感に夢中になり気づくと何だか煙り?キナ臭い匂いがしてきた

え?なに!?まさか?火事
まさこはベッドから飛び降り
慌ててリビングへと
キッチンからすでに火の手があがっていた

やっぱり火事!なぜ?とまさこは狼狽えたが
とにかく逃げなきゃ!と玄関に走り
庭から見て
そうよ!消化器!
消化器!どこだったかしら?火を消さなくちゃ!と再び中に入ろうとしたまさこの腕を誰かがグイと握った

えっ!?誰?なに?
とまさこは驚いた

みたら知らないかわいらしい綺麗な顔の高校生?くらいの女の子だった

おばさま、火を消さなくていいのですよ、この家はもう消えた方がいいのです、今までのことは全て忘れてください、それがおばさまの為でもあります、と少女は眉一つ動かさずに話す

えっ!?え!…あなた…な、なにを?まさこは訳分からず混乱した

おばさま火の手がきます、危ないですから行きましょう、と少女は見た目によらず強い力でまさこを引っ張り
さ、おばさまのいるべき家に帰りましょう、とまさこと歩き出した

な、ちょっ!ちょっと待って!家が、家が燃えてしまう!とまさこは大声をあげた

いいえ、それでいいのです、全て忘れてくださいね、おばさま人生は今からです、と少女はまるで年寄りのようなことを言う

あなた!一体誰?なぜ?まさかあなたが火を?!

おばさま、とにかく帰りましょう、抵抗するまさこを更に強い力で引っ張りまさこはまるで引きずられるように歩く

はっ!と前方をみたら
雪が立っていた
お母さん、もうあの悪魔の家はなくなるのよ、過去は消えるのよ、これからは親子三人で幸せになりましょうね、と雪は悲しそうななんとも言えない表情だ

ゆ、雪!大変よ!見て!家が!家が燃えてるのよ?なんとかしないと!とまさこは大声で雪に訴えた

いいの、これでいいの、と雪はまさこを優しく抱きしめ
さ、舞も待ってる、帰りましょう、と少し涙目になりながらまさこを促した

綾は自然に二人から離れ
誰が消防に電話したのだろう、遠くで消防車の音がしてきた

それを聞きながら綾は、やはり
雪には母親が未だに剛とつながっていたことは告げずにいよう、もう二度と母親は剛には会うことも
声を聞くこともできないのだから、と父の、部下、たちの見事な、仕事、ぶりを感心していた

父の、部下、たちには十分過ぎるほどの報酬は与えたし
後で雪に危害などないようにくれぐれも釘を刺しておいた

別に大切な友人でもなんでもないが
何だか雪にはこれから親子三人で
一から出直し幸せになって欲しいと
綾は素直に思ったのだった。



例のメル友
なんだ!またトイレ!なんとかいう芸人みたいだ!と一言、…

……なんとかいう芸人って……えーっ…^_^;

このウラログへのコメント

  • 涼太さん 2021年02月11日 22:25

    今日はどっち?って聞かれなかったんですね(笑)

  • 与那国島 2021年02月11日 22:32

    綺麗な脚だな~♪

  • ディー 2021年02月11日 23:15

    太腿に映る影が自分の手だったら・・・

    なんて妄想しちゃうじゃないですか!!

  • ブラックホーク 2021年02月12日 01:44

    なるほどぉ~~~。綾と雪にはそういう過去の接点があったのね。おもしろかったよ(^ー^)dそして気になるのは弘と剛のクズ男ふたりのその後と、よしこさんのその後。。。どうなん(・υ・)?

  • 静人 2021年02月12日 13:02

    フム・・綾ちゃん割と良い子なのか?

    ・・・どうしてもビデを思い出してしまうなあ。

  • やな兄さん 2021年02月12日 14:21

    あ、ベージュのパンスト…
    私、大好きです!

    その脚で扱いていただきたいです♪

  • y・平野 2021年02月12日 15:20

    なんと!この世から抹殺してしまったんだ!結末はハッピーエンドに して欲しかった。

  • 夕暮 2021年02月12日 18:56

    パンスト裏側の匂い、かいでみたいです。ちょっと変態?
      でも、「剛」はどうなってしまったのでしょう?まさか、殺されたのですか?

    謎のままで想像するしかないですね。

  • アーモンドあい 2021年02月12日 20:17

    > 涼太さん、こんばんは(^o^)はい、たぶんトイレシリーズそろそろ飽きたのでは?と思われます~(。・∀・。)ノ

  • アーモンドあい 2021年02月12日 20:17

    > 与那国島さん、ありがとうございます(^o^)きゃつ!(。・∀・。)ノ

  • アーモンドあい 2021年02月12日 20:18

    > ディーさん、こんばんは(^o^)はあーい!妄想してくださあーい(。・∀・。)ノ

  • アーモンドあい 2021年02月12日 20:21

    > ブラックホークさん、こんばんは、うんうんどうなったでしょうね?任侠一家のことだから…想像したらこわあーい!ですねー(。・∀・。)ノ

  • アーモンドあい 2021年02月12日 20:21

    > 静人さん、こんばんは(^o^)ビデ(*⌒▽⌒*)

  • アーモンドあい 2021年02月12日 20:22

    > やな兄さん、こんばんは(^o^)そうですか、ベージュお好きなんですね(。・∀・。)ノメモしときまあーす(*⌒▽⌒*)

  • アーモンドあい 2021年02月12日 20:23

    > y・平野さん、こんばんは(^o^)さあ?抹殺か?はたまた?…妄想して下さいねー(。・∀・。)ノ

  • アーモンドあい 2021年02月12日 20:24

    > 夕暮さん、こんばんは(^o^)はい、どうなったのでしょうね?これからは一人残されたまさこの今後を書いていきます(*⌒▽⌒*)

  • y・平野 2021年02月13日 14:55

    消化器では火は消えないよね。

  • アーモンドあい 2021年02月16日 21:41

    > KAZU1さん、こんばんは(^^)いつもありがとうございます(*⌒▽⌒*)

  • アーモンドあい 2021年02月16日 21:41

    > y・平野さん、こんばんは、うん?消防車はきてますよ(ゝω・)

コメントを書く

同じ趣味の友達を探そう♪

  • 新規会員登録(無料)

プロフィール

アーモンドあい

  • メールを送信する

アーモンドあいさんの最近のウラログ

<2021年02月>
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28