こころ

変態セックス

って一言に言っても
その定義はごまんとある

アナル拡張、ノーパンデート、
拘束に羞恥、体液交換、足舐め、
縄、スパンキング、鼻フック、、、

どれもこれも
それぞれの魅力を実体験してきた
行為なんだけれど

最近、
というかずっと感じてたことがある


やっぱり何をするにしても
血と心の通ったものでないと
どれもこれも虚しいものに
成り果てるんだなってこと


もうね、興味本位の段階は
とうに過ぎてたのよね
ずっと前から

AVだってそう
こういうタイトルだから
こんな変態なことやってまーす

ってのが見え隠れすると
一瞬で萎えてしまう

どれだけ自分の性癖に刺さる
コンセプトであっても

「それをしたくてたまらない」

「それが楽しくて、気持ち良くて、
我を失ってしまう」

そういうシチュエーションでなければ
心を揺さぶられなくなっている


逆にいえば

肌を交わすその前から

じっとりとした汗を滲ませ
下着にべっとりとした染みをつけ

身体が震えるほどの欲情に
耐えきれなくなっている

そんな姿が見られたなら
極端な話
ノーマルなセックスであっても
その方が100倍官能的


まずはこころありき


動画ももちろん見るけれど
やっぱりそれは作り物だったり
人様のこころの絡まりなので

登場人物にはなれないのよ


だから結局のところ
スマホを放り出して

自分が人格変わるほど
求めてやまない愛しい人

そして来る日も来る日も
自分とのセックスを思い出し
汁を垂れ流している人とのセックスを
思い出して

股間を弄ってしまう


そして次の日には

ちんぐり返しにされ
臭い足で顔を踏まれ
肛門に舌を捻じ込まれながら
顔目掛けて射精させられる

足についた精子を二人で舐め合い
舌を絡ませて交換する

そんな妄想をし


次の日には

肛門からビーズを捻り出し
尿を飛び散らしながら
オナニーをして絶叫する貴女を思い浮かべる


したいねと言い合ってたことが
そのまま離れた生活の中での
セックスになる


セックスもオナニーも
無機質じゃだめなのよ

生々しく
こころで繋がったものでないとね