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過ち②

2019年12月12日 17:33

直さんの手が私のバストを持ち上げるようにして、乳首に舌を這わす。
私の女膣は、少し前から潤っている。
ソコを直さんの指が、優しく卑猥に嬲り始める。
私は弱弱しく恰好だけの抵抗をするが、甘い声は止められず、直さんにすがり付き、直さんのモノを探したりしてしまう。
私が女を取り戻し、2人が畜生道地獄を目指して歩み始める。

「ああぁ~~ん・・直さぁん・・お願い…堪忍してっ・・ダメよ・・だめっ・・・」

直さんは、いつも優しく、でも執拗に私を嬲ってくる。舌と指で私を翻弄し、抵抗を無くす。

「はあっ・・・・いやぁん・・だめっ・・そんなにされたら・・・おおおおぉぉぉ~~~~」

そして、私は自ら直さんを迎え入れてしまう。獣のように・・・。

「ああっ・・いいぃ! いいのっ! はああぁん、直さん、もっと・・もっときてっ!」

直さんは焦らして、焦らして・・私は何度も直さんを求めて、最後は2人で地獄の縁を覗くのでした。

少し前から分かってきた。
朝と夕、2人分の食事がテーブルの上に残されている。
私が死んだ方丈さんと良美の分を作っている、と直さんに聞かされた。

私には、2人が死んだことが分かってない時間があるらしかった。
そんな時、私は2人の食事の準備をし、帰りを待ち、時には見えない2人と話もしているらしかった。
最近では正気の時間がかなり増えたらしいが、それでも、完全に戻ってはいないという。
確かに4人分の食器をさっき見た。

私が正気に戻るのは直さんとの淫慾の時だけなのか?
最愛の2人を無くした事には目を背け、ただ肉欲だけの時を過ごしているのか?
私は・・・・・。

朝、目が覚めると良美ちゃんの朝ご飯を考える。
(パンなのか、ご飯なのか?)
我儘に育ててしまった罰があたったのかしら。あの娘は私の用意した物の反対ばかりを欲しがる。
今朝はどうしよう?
丈さんは私の用意した物を何でも食べてくれる。でも、最近食が細くなったのか、いつも少し残ってる。直さんが喜んで食べてくれるからいいけど・・・。

さあ、洗濯機を回して、皆を起こさないと。

2人はいつの間にか出て行って、今から直さんと2人になる。
ちょっと気づまりだけど、とても良いお婿さんだ。近所のおばあちゃん達とも上手くやってくれてるし、あの人だから、あんな何にも出来ない娘でも我慢してくれる。あんな人なら私が結婚したいくらいだ。
なんにせよ、早く孫の顔が見たいわ。

午後になって、檀家の野島さんの旦那さんが来てくれました。
寺の周りの草木の始末をしてくれてます。
野島さんは数年前に奥様を無くされ、1人暮らし。午前中は人材派遣で仕事に行って、暇な時にはうちに来て、直さんと寺の事をしてくれます。方丈さんも私も大助かりです。

本堂に冷たい物を用意しました。

「野島さあ~ん、お茶、入ったよ」

野島さんは草刈り機を置いて、本堂に来ました。
古い付き合いで、何でも話せる檀家さんでした。真面目な野島さんでしたが、時にはバカ話も出来ました。

奥さん、病院はまだ行ってるのかい?」
「えっ?」
「薬は続けてるんだよね?」

そう言えば直さんが時々、「薬、飲んだ?」って聞いてきます。何の薬でしょうか?

「こうしてると、まったく普通なんだけどな・・・」
「えっ、なに?」
奥さん、しっかりして頑張らないと、なっ」
「何を頑張るんです?」
「いつも言ってるけど、もう方丈さんも良美ちゃんんも帰って来ないんだぞ・・」
「・・帰って来ない・・・良美も・・旦那も・・・ううぅ・・・」

頭が急に痛くなり、呼吸が苦しくなった。

「おいっ、奥さん大丈夫かっ

私の中で何かが、頭が割れるようで・・・私はその場で突っ伏した。

「きゅ、救急車呼ぶかっ?」
「だ・・・だいじょう・・ぶ・・しばらくこのまま・・で・・」

正気に戻る瞬間でした。しばらくして我に返ると、私は頭を野島さんの腿に載せ、横になり、背中をさすられていました。

「すまん、俺が変な事、言ったから・・」
「いえ、野島さんのせいじゃないです・・・私が弱かった・・」

そこまで言って、涙が流れた。

「ごめんなさい、重かったでしょ?」
「いや、なんでもない。もうしばらく、こうしてるといいよ。いや、ずっと俺は奥さんを支えてもいいと思ってるんだ」

野島さんは私の手を握りしめた。

結婚なんかじゃなくて、ただ支えになりたくて・・・」

言葉とは裏腹に野島さんの力は強く、荒々しく私を襲う。
必死の抵抗だったと思うけど、大声は出せなかった。いや、出さなかったのか・・・。

「いやっ! だっ・・めっ・・」

上体を抱き締められ、片手はスカートの中に入り、パンティを掴む。

「だめっ! お願いぃっ! やめてっ!」

ミシミシっとパンティが引き裂かれる。ブラウスはたくし上げられ、ブラは引き下げられた。
女の私が剥き出しになり、憐れみと媚を含んだ声を出している。

「いやよ・・お願い・・ゆるして・・」

頭が割れるように痛い。旦那が帰って来るんじゃないか? いや、旦那は死んだ。
良美が庫裡にいるんじゃないか? 違う、良美の位牌は目の前にある・・・。

40年以上肉体労働をした野島さんは強く、力では抗いがたかった。
そして、野島さんは挿入って来た。濡れ始めた私の女陰に・・・・。

「ああぁぁぁ~~~いやああぁぁ~~」
「本気なんだ・・俺・・奥さんの事・・・大事にする・・・死ぬまで面倒みる・・・」

甘い言葉と、凶暴な腰・・・野島さんは、私の内臓まで貫くような激しさ・・・。
頭の痛みはいつか消え去り、時々意識が跳びそうになる。正気を保つために、私はイヤとダメを繰り返す。それさえも、忘れ、気が付くと私は歓喜の雄たけびをあげている。

「おおおおぉぉぉ~~~~ひっ・・・だめっ・・・ひゃっ・・・あああぁん・・」

野島さんは年齢を忘れたかのように、2度私を犯した。
私は、何度も地獄に落ちた。旦那と娘の前で淫乱に惑うた。いえ、途中からは進んで快楽に身を委ねた。

奥さん・・・ごめん・・でも、俺は本気なんだ。直ちゃんも若いし、これからどうなるかわからん。いや、直ちゃんがこのままここにいても、俺は奥さんを支えていきたい・・・」
「・・・私はなんて言えばいいの・・・こんな事、私は望んでいない・・・」

結局野島さんはしょげて帰って行った。
私はシャワーを使い、直さんの為の食事の準備をした。

直さんはいつものように、遅く帰って来た。

「お、お義母さん!!」

直さんはテーブルの上を見て、驚きの声を上げた。
テーブルの上には、直さんと私、2人分の食事の用意しかしてなかった。

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