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つれずれ羞恥小説4

2019年07月22日 21:04

それから三日、葉月とのメールは終わらなかった。
お互いの気持ちはなんとなくお互いに認識している様であったが、
出会い出会いだけに、言葉や文字に現れる事はなかった。

ましてや葉月彼氏の居る身であった。

そんな中、メールのやりとり葉月が今日は休みである事をつれづれは知る。
つれづれも、今日は朝の会議さえ終われば、葉月との時間が取れると思った。

”今日、会えるかな?”
何時もの通り葉月にメールを送った。
”時間を取ってくれてありがとうございます”

葉月も再び会う事に同意する返信が送られてくる。

”じゃあ、二時に最寄駅に行くね。 待ち合わせはコンビニで。”
つれづれは、葉月の部屋に向かう事を宣言する。
何時もの喫茶店では無かった。

葉月からどの様な返信がくるかつれづれは待つ。
”本当に家に来るんですか? 狭いし、あまり良い部屋じゃなんです..”
まあ、当然であろう。
女性が男を部屋に入れるという事は簡単な事ではなかった。

”狭いとか良い部屋ってのは関係無いよ。僕を部屋に入れるか、入れないか..それだけ。”
”嫌なら、断ったら?”

つれづれは、とりあえず、葉月に返信した。
葉月は何と返信してくるのだろうか?
男を部屋に入れる。  その決断を迫られているのだった。

”本気なんですね。 誰もまだ入れた事なんですよ..”

葉月の返信は”NO”ではなかった。
つれづれは、葉月も嫌がっていないと事を悟る。

彼氏はいれたんでしょ? 僕と二人になるのが怖いの?大丈夫。今日は襲わないから(笑)”

つれづれはそう返信して、最寄駅に向かった。
電車に揺られている最中に、葉月からの返信があった。

”解りました。待ってます。”
葉月の返信はつれづれの予想通りだった。

一時間ほどで葉月の最寄駅に着く。
”着いたから、コンビニに向かうね。”

つれづれは、葉月に連絡を入れると、間髪いれず、返信が戻ってくる。

”ものすごい、緊張してるんですが...”
葉月はかなりの緊張をしている様だった。
つれづれは、真夏炎天下の元、コンビニに歩き始める。

”へえ。じゃあ行くの止める?”
つれづれは、葉月をからかった。

返信は来なかったが、つれづれはコンビニに入り、涼む事にした。
国道に面したコンビニは、真昼にも関わらず人の出入りがあった。

そんな中、コンビニに水色のワンピースを着た葉月が現れた。
まだつれづれには気付かなかった。
わざと、少し隠れて、葉月を眺める。

今日は何時もよりかなりラフな格好だった。
相変わらず、細みで色白な葉月コンビニで目立っている。
ミニというほどでは無かったが、短めのワンピースからは生足がのぞく

”おい。我慢できるのか?..”
つれづれは、自らを笑うと、葉月の視線に入る位置に移動する。

葉月はつれづれを視線に捉えると、笑みを浮かべた。
その表情が可愛かった。

「久しぶり...っても三日ぶり?」
つれづれが声を掛ける。
「はい...」

葉月は緊張している様だった。
「緊張してるんだったけ?」
その緊張を解す様に、笑いながらつれづれは葉月に声を掛ける。

「..なんとなくです。」
葉月は笑っていた。

「少し買い出ししようか? 飲み物位。」
つれづれと葉月は簡単に飲み物と、ビールつまみを買い出すと、コンビニを出た。
荷物のせいで、両手が塞がる。

”..腕も組めないか” つれづれは失敗したと思った。

葉月は何時も通り、つれづれの前を歩く。
「緊張してるの?歩くの早いけど」
笑って、話す。

「なんか凄い緊張です..何ででしょう。」
葉月はそう答えた。
「男を部屋に入れるんだもんね。」
つれづれは葉月の緊張を煽った。

「...狭いし、こんな部屋に住んでるって知られたくなかったんです。」
葉月の返答は別の返答だった。
男を部屋に入れるのより、それが本心なのか、答えたくないのか、微妙な所なのだろう。

「25歳の女の子が、億ションに住んでた方がおかしいけどね。」
つれづれが、当たり前の常識を口にする。

「それはそうですけど...」
葉月はそう言った。

「そこ曲がった所のマンションです。」
葉月は、一般的なマンションを指差した。
そのマンションは、ほどほどであり、首都圏一人暮らしとしては十分なマンションだった。
オートロックとかエントランスロビーとかは備えていないが、
2Fの小奇麗な感じだった。

「結構良いマンションじゃん。」

つれづれはそう言った。
葉月は2Fの自分の部屋の玄関で鍵を開ける。
ワンルームの部屋に二人は入った。

「どうぞ...」
葉月はつれづれを部屋に迎え入れる。
女性一人暮らしの香りがする。
”懐かしい...”
つれづれも一瞬緊張してしまった。 葉月の香りの充満した部屋は、自分が一人暮らしをする時に借りた間取りに良く似ていて、
何処か安心できる部屋だった。

「お邪魔するね。」
葉月の部屋に入る。
出されたマットレスに座る。

まだお互いなれないぎこちなさで無言の時間が流れる。
葉月はそれを打ち切る様に、TVの電源を入れた。

「この番組好きなんです。よく見るんです。つれづれさんは見ます?」
葉月はTVの話題をあげた。
つれづれが、葉月の質問に答える。

へぇ。興味ないなぁ。僕が良く見たいのは葉月の顔かな..」
つれづれは、少し緊張気味の葉月の顔を眺める。

笑みを浮かべない緊張の走る葉月の顔は、美人だった。
もし、出会いがこのホームページで無かったなら、手を触れる事もできないほどの圧倒的な美人だった。

「...そんな見ないでください。」
葉月はかなり照れていた。
何時もの様に、顔を伏せ髪で表情を隠そうとする。
ただ、ここは何時もの喫茶店ではない。

葉月に手を伸ばしても誰の視線をも受けない葉月の部屋であった。
つれづれは、表情を隠そうとする葉月の髪に手を伸ばす。

「顔を隠さない..」
つれづれは、手を伸ばすとストレートの髪を掻き上げ、葉月の耳に掛けさせる。
葉月は恥ずかしそうな表情をしながら、一瞬つれづれに視線を合わせる。
ただ、一瞬だけだった。

つれづれは、髪を掻き上げるために、差し出していた手を、葉月の首の後ろに回す。
軽く首を撫ぜると、葉月は一瞬、竦んだ。

斜め45度の葉月の表情は、恐ろしいほど美人だった。

葉月。部屋に男をいれちゃだめだよ。」
つれづれはそう言って、
首に回した手で、葉月の顔を自分の顔の前に向きと距離を調節する。

”まあ、キスだけは許してもらえるかな...”
つれづれはそう思った。
葉月も明らかに表情を変える。

美人の表情が妖艶な目付きに一瞬で変わった。
葉月の唇が少し開く。
明らかに、キスを求める表情に葉月も変わっていた。

TVの質問は何処に行ってしまったのか...そう思いながら、二人は唇を重ねる。
つれづれは葉月の上唇に軽いキスをして唇を外す。

ただ、葉月はそれで物足りなさげな表情を浮かべる。
”許してくれるみたいだな..”
つれづれは葉月の唇を奪うために、今度はしっかりと葉月の唇を自分の唇でふさぐと、
葉月の口内へ自分の舌を挿入した。

”ぁん....”
葉月がつれづれに答える様に、自分の舌で応じながら、吐息を漏らす。
相変わらず、葉月キスをすると、溶ける様だった。
お互い座っている状態にも関わらず、葉月は両腕をつれづれの首に巻きつける。

葉月はそうなってしまうと、貪る様につれづれの唇を離そうとはしなかった。
今までは周りを気にしながらの数秒のキスとは違い、自分の欲望をぶつける様なキスだった。

二人は貪る様にお互いの唇を求めていた。
もうキスというより、お互いの口腔内の愛撫に変わっていく。

葉月の唇と舌が、自分の咥内でもだえる感じをつれづれは味わっていた。
”んんっ....”

葉月が息が続かないのか嗚咽を漏らしながも、キスを辞めようとはしなかった。
「相変わらずのキス魔だね。」

つれづれは一瞬、唇が離れた瞬間に葉月に囁く。
葉月はわざとらしく怒った表情をして、反論していた。

キス魔なんかじゃないです...」
葉月はそう答えた。
「へえ。じゃあキス我慢できるよね。」

つれづれは、葉月キスを逃げる。
キスする様に顔を近づけるが、葉月キスはしなかった。

「我慢しろよ。」
つれずれは口ではそう言いながら、キスを誘う。

そのやりとりで、
葉月は、我慢できなくなった様に、つれづれの唇に自分の唇を押し当てると、自分から舌を絡める。
1分も我慢できていなかった。

「ほら、キス魔じゃん。」
つれづれは、長いストレートの髪を無理やり掴むと唇を剥がす。

「酷い...」
葉月は軽く睨んできていた。
そう言いながらも、引き離された唇を奪いに来る。

”おい...どっちがSだよ..”
つれづれは心で笑いながら、葉月に身をまかしてみる。

葉月はそれを感じとったのか、受け身のキスから、つれづれを愛撫する様なキスに変わり始める。
時折、つれづれの表情を伺う様に、キスをしながら目を開けていた。

”..キスがうまい。”
つれづれは油断しそうになりそうだった。
このまま、葉月の気持ちを受け入れたいと思ったが、

慌てて理性を取り戻すと、攻めに変更する。
つれづれは唇から、葉月の耳元に自分の唇を移動させた。

「ああっっつ。」
唇から、首筋と耳元にキスをすると、既に舞い上がっている葉月はかなりの音量で喘ぎ始める。
「ああっつ。」

うなじを軽く噛みながら、舌を這わすと、葉月喘ぎ声は遠慮を知らない様な露骨な喘ぎに変わっていた。
”少しだけ...”
つれづれは、我慢できなくなっていた。

葉月の耳たぶを甘噛みしながら、左手葉月の胸に廻した。
丁度良い大きさの胸を強めに掴む。

「あっ...」
葉月は体を一瞬小刻みに震わせると胸の感覚で欲情したようだった。

濡れてるだろ。」
胸を揉みしだきながら、つれづれは葉月に確認する。
「..多分ちょっとだけ..」

葉月は明確な返答を避ける様な曖昧な返答をする。
ただ、目の表情で、多分どころの感じ方では無いはずだった。

つれづれは、耳元に舌を入れながら、葉月の返答を修正させる。

「多分でも、ちょっとでもないだろ?」
つれづれの脅迫に、葉月は頷くしかなかった。

頷いた葉月につれづれは追い打ちを掛ける。

「もう、びちゃびちゃなんだろ?」
つれづれはそう言って、ワンピースの首元を拡げた。

そこには白い布地に淡い緑の刺繍のあるブラがのぞく
そのカップに収まりきれない葉月胸元が見える。

「見ないでください...」
必死に葉月は自分の胸元を押さえた。
ただ、それで諦めるつれづれでは無い。

「手が邪魔。どかせ。」
隠そうとする胸元を開けさせる。

「....」
葉月は恥ずかしそうにしながらも、手を退かした。
目の前に白いブラと葉月胸元が見える。

「僕は例外として、今後は男を部屋に入れるときは注意するんだよ。」

つれづれはそう言って、葉月胸元に手を差し入れると、そのままブラと胸の隙間に手を入れる。
「駄目! 入ってます...」
葉月は慌てた様に、抵抗する。
つれづれの手のひらには葉月の柔らかい胸の肉の感覚と、滑るような素肌の感触があった。

葉月は服の上から、つれづれの手を押さえ、それ以上の侵入を拒んだ。
「それじゃあ、肝心な所が触れないんだけど、どかしてくれない?」

つれづれは、そう言ったが、葉月は必死に抵抗していた。
「触って欲しいんだろ?  乳首を。」

つれづれは露骨な言葉を口にする。
「無理...」
葉月はそう言いながら、つれづれと視線を合わせる。

視線を合わせれば、つれづれの勝ちだった。
軽くキスをして、葉月を見つめる。無言で手を退かす様に指示をする。
葉月は自らの意思で、抑えていた手をどかした。

自由になったつれづれの手は、遠慮することなく、葉月の胸の中心を捉えた。

「あっ...」
つれづれの指が、葉月乳首をまさぐる。その感覚に葉月は耐えられないような甘い声をあげた。
服の上からとは違う、手のひらに吸いつく様な葉月の胸の感触と、尖った乳首が曲がっていく感覚を味わった。

目を閉じ、眉間にしわを寄せながら、悶える葉月の表情を眺めた。

その表情で、つれづれも興奮してくる。

この聡明そうな美人の胸を凌辱したい気持ちが盛り上げる。

”ここまで...なら...” つれづれの気持ちが揺れてしまう。何処まで許させるのか..当初の予定の行為を超え始めていた。


そして、その気持ちを行動に起こすべく、少しずつ固く尖ってくる葉月のその場所を指で露骨につまむべく、手をまさぐり始めた。

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