皮を剥いたきっかけに

高校一年の夏頃。
おしっこをしていている時に何気なしに覗き込んでみたら、酸っぱい刺激臭が鼻をつきました。

当時はペニスの包皮が完全に剥けるものだとは知らず、おそるおそる皮を動かして亀頭の一部をすすぐような洗い方でしたので、きれいに洗えてなかったのですね。
思い切って亀頭を露出させ、包皮の内側も洗うようにして、日常的に皮を剥いて蒸れにくくなるようにしました。

包茎という言葉を知り、コンプレックスを持ったのもこの時でした。
包皮が先端まですっぽり被さっていましたので、露茎にしようと足掻きました。
包茎ビジネスの煽り文句であった、臭い汚ない嫌われる。
ふたつが該当するので、嫌われるのも当然だろうと、童貞くんの心理に刷り込まれたのです。
おちんちんの皮は成長とともに「剥くことができるようになる」ものであり、「常に剥けているようになる」かどうかは個人差にしか過ぎません。
それに納得がいくまで10年ほどコンプレックスは続きましたが、それはまた別の話。
今では普段は被せた状態で、必要なときに皮を剥いています。

毎日洗うこと。
おしっこをした後で尿道に少し残っている滴を振り切ること。それで臭いはだいぶ解消されます。
清潔感を意識できるようになったので、いいきっかけになったのかな…と思います。