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女性:仕事ごはん 部下ごはん できる人の会食術

2016年03月26日 23:00

今日の紹介は、平原由紀子氏の著書です。


■仕事ごはん 部下ごはん できる人の会食術
平原由紀子(著)
数々の会食やパーティーを主催してきた著者による、会食での振る舞い、お店の選び方、手土産の選び方などを解説した本です。
ちょっとした立ち振る舞いが、相手に対して好印象を与える場合もあれば、悪い印象を与えてしまう場合もあります。
当たり前のようでなかなか気づかないことが、本書には出ています。
また、巻末にはお薦めのお店リスト手土産リストなどが載っていてグルメの人はそれだけでも楽しくなるでしょう。
私もいくつか行きたい店が出てきました。
それでは特に参考になった話を紹介していきます。


●お相手が来られる前からもう「接待」は始まっている。
これは「接待」のときだけちゃんとしていればいいということではありません。
人は「自分の前では態度が違う」ことに実は敏感です。
クライアントでも上司でも同じです。
いつも変わらず、裏表がなく、自然体でいる人が好きなものです。
「それならバカ話していてもよいのでは?クライアントともざっくばらんにカジュアルに話をしたらいいのでは?」と思うかもしれません。
でも、それは違います。
接待だからとガチガチにならず、フレンドリーで居心地のいい雰囲気をつくるのです。

●仕切る側の役目はあくまでも会話の口火を切って話しやすい雰囲気を作ること。
いつまでも主導権を握って、自分の話をだらだらと続けてはいけません。
質問を投げかけたり、話題を振ったりして、みんなが話をしやすいように仕向けるのです。
こういう場合、よくあるのが「自分と担当者だけが話をし過ぎる」こと。
その日のメンバーが自分と部下、取引先の担当者とその部下だった場合、気心が知れているからと担当者と2人で盛り上がっても、部下たちはしらけるばかりです。
また、部下をないがしろにすることで、「人によって態度を変える」人と思われてしまいます。
取引先の担当者と同じようにその部下のことも、リスペクトしましょう。

●「飲んでいるときに仕事の話をするのは無粋」というのはただの思い込みです。
もちろん食べている間、ずっと難しい話をというのではありません。
お相手も実は、腹を割って話をしてみたいと思っているのです。
うまく誘導してお相手の本音を聞き出せたら、その会はとても意味のあるものになります。
今までものすごく楽しい話をしていたのに、急にその話を打ち切って「ところであの話なのですが」と場をしらけさせるということではありません。
雑談も「仕事上の食事会」なのですから、それなりの会話をしています。
そうすると、必ず、会話のどこかに仕事に関連したキーワードが出てくるものです。
そのときに、聞き逃さず拾い上げて、仕事の話に導きます。
たとえばお相手は「ここのところ忙しくて残業が続き睡眠不足」という話題を出したら、まず本人は「睡眠不足」について語りたいのですから、そのことに耳を傾けましょう。
そして、話し終えたタイミングを見計らって「今、お忙しいのは例のキャンペーンのことですか?」と続けるのです。
そこから膨らませていきます。
決して睡眠不足の話に戻ってはいけません。
●店の人が料理を運んできて説明が始まると、会話が中断してしまいます。
でも、説明が終わったら、速やかに元の話題に戻しましょう。
料理の話を引っ張って、延々と続けてしまうのは避けたほうがよいです。
お相手は最後まで話したいのに「さきほどの続きはね」とも言えず、料理の話に付き合うことになってしまいます。
そしてその流れでまた違う話題に移ってしまい、元の話には戻れません。
誰かがちゃんと会話をリードして、いったん横道にそれてもバトンをその人に戻してあげなくてはいけません。

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