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少し印象的な話:やるべきことは全てやったか?

2016年01月30日 23:39

タリーズコーヒージャパン株式会社創業者松田公太”氏が、銀座タリーズ一号店を出した時の話


銀座店での日々が、体力的には一番きつい時期だった。
店は年中無休で、私も休みは一日もなし。
営業時間の朝七時から夜十一時までバリスタとしてコーヒーをつくり続けた後、閉店してからは店内の掃除や事務的な仕事が待っている。
すべてを終えて寝るのが午前二時か三時頃。
当然、横浜の自宅まで帰る余裕もなく、週の半分以上は店に泊まり込むことになった。
地下の座席に寝袋を敷いて寝るのである。
秋になる頃には寒さがこたえ始めた。
閉店後、暖房は止めていたので、寝袋のなかに電気毛布を入れて寒さをしのいだ。
疲れで朝も起きられず、六時半頃、仕事にやってきたバイトの声で目覚めるというのもしばしばだった。
体力には自信があったが、オープンから二ヶ月で体重は七キロ減って六十八キロになった。
朝、昼と売れ残りのパンを食べ続ける毎日だったから、それも仕方なかった。

「すべては一杯のコーヒーから」
松田公太著
新潮文庫より


これからお店をオープンさせる方や、現在売上げが伸び悩んでいる方に知ってもらいたいお話です。
あの全国にあるタリーズコーヒーでさえ、最初の店舗を軌道にのせるのに、オーナー自らここまで働いていたんです。
やるべきことは全てやったか?
本当にやったか?
そう自問自答したくなります。
一号店を出した時の、松田氏の以下の言葉が印象的です。
「きつい生活だったが、それでも充実感だけはあった。
銀座の店は、まさに手作りでオープンまでこぎつけた。
それだけに愛着もある。
後を振り返っている暇などない。
前を向いて、売上げを伸ばす方法を考えるしかないのだ」
明日も一日、眠りにつくその瞬間まで充実させましょう♪

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