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朝の明るい陽射しの中で 嗚咽するある女性

2015年06月01日 18:31

朝の明るい陽射しの中で 嗚咽するある女性

DVD 「Dr.HOUSE」
SEASON 7を観る
患者を死なせた
ハウス、傷心のカディ
七年の時を経て
やっと結ばれた



昨日は野暮用で始発に乗り郊外に向かった。
流石に座れたので眠っていたが、小一時間で目が覚めた。

ふと顔を上げると、斜め前の席に座る女性から目が離せなくなってしまった。

歳の頃は30代。ウエーブの長い金髪。上はタンクトップデニムの袖無しベスト。下は太モモも露なピチピチのホットパンツ。お顔の化粧はド派手で濃ゆ~く、手首・胸元には夥しい数のアクセサリー。ケバケバしい柄の大きなバッグ携え、一心不乱に薄い冊子を読んでる。

女性は、急に顔を上げると冊子を勢いよく閉じた。

冊子はフリーペーパー女性求人誌風俗専門に募集してるアレである。

女性の目は泣き腫らしたのか赤く充血しており、あらぬ一点を暫く凝視していたかと思うと、冊子を力一杯ガバッと開いて、また目線を落とし始めた。

だが、すぐに深いため息をついた。冊子を握る手に力がこもり、また震えるため息が続く。























私は目的地に着いたので下車したが、女性はまだ乗っていた。

早朝に高◯山方面に向かう理由アリ(アリ過ぎ!)女性――





果たして、いったい彼女の身の上に何があったというのだろうか?

このウラログへのコメント

  • cho-co 2015年06月01日 21:25

    気になってしまう人ってたまにいるやんね。
    その行き先はわからんけど。
    私も今日求人誌を読んでたー笑

  • ウルトラ7 2015年06月01日 21:31

    > cho-coさん

    辺りが明るく
    車窓の外を流れる景色は
    広い空の田舎街

    落差が激しく
    印象に残りました――

  • ウルトラ7 2015年06月01日 21:57

    > 紅牛さん

    崖っぷちなら
    実はそれって まだ恵まれていて 堕ちる時は堕ちちゃうんです

    でも生きてさえいりゃ
    それが怒りであろうと
    希望であろうと
    明日に繋がってますものね

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