件の赤坂のスナックで

いつも会う、赤坂のクラブで働いている女性と段々懇意になり、数回自宅へも送り、仲良くなったのです．．．

彼女の旦那さんも紹介され、彼から「いつもお世話になって、申し訳けごさいません」 と挨拶されていたのですが．．．

ある晩、彼女がいつもより少し多目の酒を飲んだみたいで、少し酔っ払っていたのです．．．


いつもは、高速で帰るのを、もう一人送る羽目になり、下道で帰ったのですが、もう一人を降ろし、彼女の自宅の巣鴨へ向かった訳ですが．．．


所が、道を間違えて、あらん事か、湯島のホテル街の、ど真ん中へ～「当然、意図してでは無いので、誤解の無いように～」

すると、突然彼女が、「〇〇さん、ホテルへ行こうか」と言ったので、僕もその気になったのですが．．．

そこは格好良く、「素面ならともかく、酔っ払っているのにつけこむ様な事はしたくない！ また、素面の時に、行くと言うなら付き合うけど．．．」と言ったら「まあ、お堅い事！じゃ～帰りましょう！」そこは丸く治まった訳です～

と言う事で、表だっては、格好良かったのです．．．


実を言うと、スナックのマスターとかけ将棋をして、しこたま負けて、ホテル代も無い位のお金しか持って無かったのです～

まさか、彼女にホテル代を借りる訳にもいかなかったので．．．

もう一つは、彼女が着物だったせいもあったのです～

酔っ払って、また着せるのは大変だし、これは下手すれば、旦那にバレルと思ったからに他ありません～

本来は、もと婚約者から、据え膳は食べなければ駄目～って言われていたので、下半身はすっかりその気だったのですが．．．

全くついてないちゅうか、なんちゅうか