（オモテの続き）ホタルを見に行こう（=＾ｴ＾=）⑥Ｎ木さんとの事

ふと、Ｃさんが私の手の甲に目をやって聞いた。

Ｃさん：「ゆりさん、手の甲が日焼けして少し皮がむけているんじゃない？日中に歩き回ったりした？」

そういえば、手が日焼けして中央の皮が三ミリくらいむけて白くなっている。

私：「そうですね。先日、Ｃさんにも話した事のあるＮ木さんと一緒にスパワールドに行ったのですよ。そのときに野外プールも入ったけどエライもんですね、早速皮膚が反応したんだ」

Ｃさん：「えええ、離婚したり復縁したりをしたっているＮ木さんって人？ゆりさんから聞いた話では、Ｎ木さんは復縁後またダメみたいなこと言ってるんだよね？あのＮ木さんて人？」

私：「そそ、その人。スパワールドの近くに自然食レストランを経営している人と知り合って、そのお店に行く折にスパにも行こうって誘われたんです」

Ｃさん：「いんや、自然食レストランは口実だ。ゆりさんとプールに行くのが本命だったんだ」
「じゃ、Ｎ木さんは私より先にゆりさんの水着姿を見たわけだ。まったくけしからん男だなぁ（・～・）」

Ｃさんは口を尖らせて眉を寄せた。

私：「Ｃさんはもっと前から私の水着姿を見ているじゃないですか（＾＾）」

Ｃさん：「今年になってからって事。なんだか負けたみたいで口惜しい気分。前からそのＮ木さんて人の事は気になってたんだけどさ」
「離婚するのどうのをゆりさんに話してるんだよね。おそらく、ゆりさんと結婚をする事も考えているんだと思う」
「でないと、ゆりさんに、自分が離婚したの復縁したけどうまくゆかないのと話すはずもない」

うん、私もＮ木さんの考えはある程度読めている。しかし、Ｎ木さん夫婦の離婚復縁問題に巻き込まれる気はない。

私：「私はＮ木さんと結婚する気はないですよ。たとえ、彼が離婚したとしても」

…ランチが終わり、「香りの館」を出て、ただいま高速バスの中。かぐわしいハーブの香りに包まれていたせいか気分はリラックスモード（=＾ｴ＾=）

また明日から蒸し暑くなるんだろうなぁ、、、
（終わり）