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14th Roppongi Part 16

2014年04月01日 14:17

14th Roppongi Part 16

それなりに豪華だが
卑猥そのものの空間で
視線を意識しながら白蛇がくねる。

行為に没頭すればするほど
周囲の視線を意識する女。
というより
周囲の視線を意識することができる女。
というより
周囲の視線を意識して、より上り詰めてゆく女。

ヘアを淡く手入れして、性器を露骨にさらしながら
貪欲にこちらのペニス
嚥下
咀嚼し
マナー違反の食事のような音をたてる。
向かい合ってつながったままの姿が
より多くの視線にあたるように
体の向きを変え
反らしかたを変えてゆく。
こちらもそのペースに巻き込まれて
時にひじをつき
時に腰を浮かしながら
びしょびしょに濡れそぼり
なお愛液が湧き出す
オスとメスの接点を観客にさらす。
「見て。見てえ。イクとこみてええ。」
座ってつながりながら、だったのを
傍らにあった円筒形の
大き目のピローをひきよせて
妖しくくねる女の腰の下に押し込んだ。
身体がそりかえり
性器が仰向けに突き出される。
「見てええ。」
やや大きめの声でそう叫ぶと
極限にまで開脚した。
腰が持ち上がりながらの開脚
レオタードを脱ぎ捨てた
アクロバットのようで
恥丘の盛り上がりと
そこに出入りするペニスを強調する。
しばらくその形での抽送を続けた。
その間も何回かの高みに達している。
ペニスと花弁のわずかな隙間から
愛液が音を立ててほとばしる。
隣のカップルの男の方は
すぐに激しい放出に至ったせいか
いまは萎えきっている。
が、女のほうは自らの桃色の性器を指で
もてあそびながら
こちらの女の乱れっぷりを
食い入るように
うらやましそうに
見ている。
その背後では覗き窓から
四つの視線がギラリと輝いている。

体をつないだまま女の体を引きずり上げる。
こちらの首を両手で抱えさせ
両膝の下に両腕を通し
一気に持ち上げた。
もちろん性器ペニスを突っ込んだままだ。
スレンダーな女体とはいえかなりの負担。
思わずよろめくが
それがまた快感になるようだった。
「うわああ。やらしいよおお。」
駅弁と呼ばれるこの体位は、
実際よりも
その変則的な形そのものに興奮する。
一方、女性は完全に宙に浮き不安定になる。
その分、女の方が多く感じるはずだった。
確かにあられもない姿で
空中にぶら下がりながら、
性器を突き上げられるのは
たまらないのかもしれない。

首に回した手の力が強まり。
唇を求めてきた。
じゅるじゅると唾液を交換する。
乳房がこちらの胸に押しつけられ
唇の端から垂れた唾液が流れ込む。
持ち上げてつなげたまま腰を上下に振る。
「何?何なの、これ。」
「ま、前にもしたけど…」
「こんなにこなかったよう。」
「見て。見て。みんな私をみて。」
「いくとこ見てええ。」
「や・やばい。」
いくらでも見せたいのだが
まるでスクワットのようだから
とても多くはできない、。
それでも、何回かの上下動のうちに
白目がひっくり返り
全体重がかかってきた。
アクメに達していたのだった。
大量の愛液が二人の下半身をぬらしている。
ひょっとすると感じすぎて
放尿してしまったのかもしれない。

ようやくベッドに返す。
濡れきった部分をさけて正上位でつながる。
というより、変則的な体位から
そのままつながったままで横たわったのだった。
ゆっくりと抽送を再開する。
あれだけ今日何度も達しているのに
またあえぎだしていた。
ここまでみだらな女との性交
まさに久しぶりだった。

まったりと体をつないでいるとき、
突然、隣の若いカップルの女の方が
にじり寄ってきた。
あっさりと果てて
現在充電中の男を無視して
3Pをはじめたいのかと思った。
そうではなかった。
「今の、私にもしてください。」
「あの抱き上げるの。」
そう言いながら切なそうにしがみついてくる。
体力がどこまで続くかは自信がなかったが
見事だが小柄な肢体、真剣な瞳、
そして何よりも性欲をそそるピンク性器
不安をはねのけた。
唇を吸う。
髪の毛を手で梳く。
耳たぶを噛む。
あくまでやさしく…。
こちらの女は嫉妬するどころか、
うながすかのように視線を飛ばしてくる。
そのまま仰向けにさせると
大きく足元を広げてそっと吸い始めた。
ワギナに舌を回転させ
クリトリスを吸い
アヌスを吸った。
「あ・あ・すごいの。すごいの。」
クンニリングスをしばし楽しんだ後は
中指の出番。
ゆっくりと奥に差し込むと
鍵形に指先をまげて
クリトリスの裏に当たる部分をくすぐる。
「あ・あ・あ・イク。イク。」
こちらの女も弄りにくわわると
小ぶりの乳房を吸いだした。
「かわいいわよ。」
「見せてあげましょ。みんなに。イクとこ。」
どうやら乳房
ことのほか敏感だったらしく
どっと愛液を撒き散らしながら
腰をくねらせて昇天する。

だがここでやめるわけにはいかない。
ぐったりとなっているのをかまわずに
指を激しく使う。
手のひらが上になる角度で、
手のひらが下になる角度で
指を激しくだしいれすると
「で、でちゃうよおお。」
「いくううう。」
「いやああああ。」
と叫びながら
かなりの勢いでついに潮を吹いた。
こちらの女性が垂らしたあたりに
また新しい水溜りができてしまう。
見物客にはまさにすばらしい
見世物だったかも知れない。

ようやく挿入した。
まずは正上位挿入した。
そしてころあいを見て
再び重量挙げに挑戦した。
こちらの女と同じくらいの軽さだった。
よかった、と思った。
前のときより乱暴に
大きいアクションで腰を屈伸する。
「これ。これ。」
「いいの。いいのおおお。」
「うわっ。うわっ。」
「して。して。もっとして。」
この願いに答えようと思った。
同時に好奇心も湧いてきた。
そう、若い娘と
体をつないだまま、
ぶらさげたまま
唾液を吸いあったまま
ベッドのあるコーナーから
ずしんずしんと歩き出して左折
そのまま、大きな歩幅で
奥のソファの方に歩いていった。
卑猥な結合図を見せつけるために…
そして
もう一組の結合図を見届けるために…

ぶら下がっている女はひょっとして
意識がとんでしまっていたかもしれない。
その光景を見ることができたかどうか
定かではないが
案の定、奥のソファの上は
もうひとつの修羅場だった。

(続く)

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