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成程♪話:感心魔
2013年08月30日 09:16
立川談四楼氏の心に響く言葉
ナポレオンは、ヨイショが大嫌いだったそうです。
下手におべっかなんか言う奴は、とんでもない目に遭いかねませんでした。
そのナポレオンに対して「あなたのそういうところがエライ!」ってほめた人がいたらしいですね。
そしたら、「お前はわかってるやつだ」ってことで重用されたらしい。
かように、人はわかってくれる人、共感してくれる人がほしいものなんです。
落語家の仲間に、“感心魔”っていうのがいるんですよ。
「こいつ、本当にモノを知らねぇんじゃないか?」って思うくらい、とにかく何にでも感心しちゃうんです。
「へぇー!?」とか、ほぉぉぉーっ!?」とか。
おそらく、意識してやってるわけじゃないんですよ。
天然なんです。
作為がないんです。
本当に感心しちゃうんですよ。
前座にまで感心しちゃったり。
でも、そいつは人気があるんですよ。
皆集まってそいつがいないと「何か寂しいな」ってことになって、「ああ、あいつがいないな、あいつ呼ぼう」って必ずなるんですよ。
で、呼ぶと「おお!なに?こんな時間にこんなに集まってるの!」って、もう感心しながら入ってくるんですよ。
「すごいねぇ!」「盛り上がってるねぇ!」って。
それで「こいつ、また始まったよ」ってなるんですけど。
でも、それで場が盛り上がるワケです。
兎に角徹底的に感心してみる。
人は共感・感心してくれる人が好きなんです。
多少、大ゲサだっていいんですよ。
『ほめる力 人に認められる極意、教えます』学研
[傾聴の三動作]という、田中真澄氏の言葉があります。
[話し三分に 聞き七分 うなずき、あいづち、驚きの表情]というもの。
人の話を聴く時の最も喜ばれる態度がこの[傾聴の三動作]
特に、驚きの表情や声に出して感心するような姿勢は、話し手にとってはとても好ましいもの。
感心魔は人を喜ばせる
このウラログへのコメント
ころすけさん:ですね。意識せずそんな風にできたら素敵だろうな
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