【ツンデレハート】姫始め、06

対面座位と呼ばれる体位で繋がる。

これでキスしやすくなったよね。
「うん……」
頬を赤らめるツンデレちゃん。
何度目かのキスを交わす。

ちゅっ、ちゅっちゅっ♪れろれろ…ぴちゃぴちゃ…

「はぁはぁ…えろいわよっ…」
でも悪くないでしょ？
「わっ悪いわけないじゃない！べっ別に怖いとかじゃないんだからねっ」
抱きしめて、密着して、深く繋がっている。
これ以上の幸せはないんじゃないか！

「離れたくない……」
呟くツンデレちゃん。
もちろん、離れるつもりは全くない。

しかし、終わりは確実に迫っていた。
ごめん、もう逝きそう。
「なっ、何謝ってるのよっ。イクのは当たり前なんだからねっ！……今日はあたしの中で逝きなさいよっ」
きゅんきゅんきゅん！
ツンデレちゃんは自らの意思で締め付けるのを覚えたようだ。
ああああ～っ

僕は声をだらしなくあげた。
ツンデレちゃん、ツンデレちゃん……

ずんっ、ずんっ、ずんっ！！ずんっ、ずんっ、ずんっ！！
「来てっ来てっ来てっ……あたしの中にっ」
うくぅぅ～
「いやああああん」

どくん！
どくんどくんどくんどくんどくんどくん！

僕は込み上げる想いを、ツンデレちゃんの胎内に放った。

ああっ赤ちゃん出来ちゃうよ～。
「ばかっ。安全日なんだから大丈夫なんだからねっ！……それよりも…あなたの熱いのがあたしの中に来てる…幸せ…」

抱きしめられる。

ツンツンしてる彼女が素直に甘える瞬間だ。
可愛いなあ、と僕は思った。


続く！