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愛の賛歌

2012年12月09日 11:34

ギャハハハ、

おまえは愛の言葉を口走る、

男は雨あられとおまえに愛を叫ぶ、

それでも足りなくて、もっと愛の言葉を要求する。

愛の言葉は気持ちイイ、

すると、おまえのお股は自動ドアになる、ギャハハハ
すると、奥の院から赤い絨毯ならぬ白い絨毯で通路を敷き詰める。

イイか、
ここが大事だ、

愛の言葉は通路、ま、トンネルともいう、

このトンネルに入るための目印、ま、標識だナ。

男はこの標識を求めて、知りたくて愛を叫ぶ。


通例、男も女もこのトンネルがどこにあるか知らない。

だんだん、打ち解けて、親密になるにしたがって、
徐々に、標識が霞んで見える。

まだ、はっきりしない、どの方向に進んでイイかわからない、標識があることはわかるんだが。


そこで、こんどは、もっと強力な言葉を吐く、

スキだ、

アイしてる、

このあたりになると、ま、だいたい、標識の字がおぼろげながら読めるようになる。

トンネルの入り口が、どのあたりか、見当はつくようになる、
しかし、まだ、確定でない。

そして、

だいすきだあ~

もう、はなさなあ~い、せかいいちい~

しまいにとうとう、

けっこお~ん、

いらざるコトまで口走る、


うんで、
白い絨毯がドオッと、敷き詰められる、

やったあ~、

標識をめがけて、白い絨毯を踏みしめ、トンネルに入っていく。

トンネルを抜けると、雪国だった、

ギャハハハ

愛の賛歌は標識だ。

これがないと、どこが入り口だかわからない。

ながあ~い、トンネルと歩いて行くうちに、も、愛の賛歌は必要ない、

入り口を見つけるまで愛の賛歌は必要なだけだ。

トンネルに入ってからまで、愛の賛歌を歌う者は誰もいない。


そして、
トンネルをでると、雪国だった。

トンネルに入る前の愛の賛歌の世界と、

トンネルを出た雪国の世界は、

別の世界だ。

愛の賛歌の世界と雪国の世界は、

ぜ~ぜん、カンケーネ

ギャハハハは


愛の世界、

あいしてるう~、世界一、すきだあ~

雪国の世界、

おまんこ、キモチイイ~




雪国不倫三角関係で、白い雪が真っ赤に染まる

男は懲りず、愛の賛歌をどこかで歌う

ギャハハハ

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