男に裏切られるワケ

あなたが男に裏切られるワケをご存じか？

簡単だ、やさしさを求めるからだ。

ヒトでない、人間は仁と義でできている、仁義という。古いコトバかもしれない、しかし、真理を含んでいることをご存じか。

孔子は人の徳目で仁を最高位に置いた、仁において成る、とな。人間が完成するのだ。

ところで、仁とは？
そう、あなたが好きな、やさしさだ。
これをキリストは愛と言った、仏陀は慈悲と言った。
ローマ帝国の創始者カエサルは寛容と言っている。

ま、中身はみんな同じだな。

この仁は肉の部分に当たる、うまい。
ヒレカツ、ステーキ、
美味いことこの上ない、これが仁だ、愛だ、慈悲だ、寛容だ。
だから、あなたは男の優しさに虜になる、身も心も捧げる。
至福の甘味をたらふく飲む。

ところがギッチョン、
人は仁だけで成り立っているのでない、反面、義でも成り立っている。
義は筋道だ、
ま、節度とも言う。是非とも言う。
あなたはよほどのことでないかぎり、人殺しやドロボーはしないだろ。
よほどのことで思いあまらないかぎり、裏切りはしないだろ。

そう、人はできないのだ、そういうことをすると、自分が人間でることの自負や自身に対して瓦解する恐れがあるからだ。

これを、義という。

誰でも人ならもっていることだ、しかし、意識することはあまりない。

この義は、うまくない、のだ。肉でないから美味くない、骨だからだ。
あなたの背骨がこの義に当たる。

人を焼くだろ、荼毘にするだろ、すると、骨だけ残る。

人の肉は見える、しかし、骨はなかなか見えにくい。

つまり、あなたは骨を見ないから簡単に裏切られるのだ。

そう、骨は食えない、食いないからいらない。捨てる。
うんで、あなたは簡単に裏切られる。

男を見るとき優しさを求めると、簡単に裏切られる。

ま、それでも肉を食った、それだけでもイイか、

そう、思うことで慰めることだな。

じゃあ、その骨はどうやって見るの？
簡単ではないが、そんなにむつかしいことでない、
コツは、第一にやさしくないことだ。

だからといって、ホントのやさしくないかと言えば、そんなことはない。

人間なんてやさしくない人はいないって、ことだ。

ここがわかれば、あなたは仁義を手に入れることができる。

その前にあなたが仁義であるかどうかは別だがな。

オレか、女のまんこに溢れてる仁義を食う。うまいぞ、どうだ。