【制服ミニちらり】

久々の大型アクション女優の誕生だ。現役女子高生にして空手チャンピオンの武田梨奈（17）が、公開中の初主演映画「ハイキック・ガール！」でハンパないアクションを披露している。

悪の道に走った武術の達人の組織“壊し屋”との壮絶な対決を描いた本気のアクション映画。製作にあたり西冬彦監督が出したヒロイン役の条件は「現役女子高生で、かわいくて空手が強く、演技もできる」と超ハード。

西監督はバイヤー時代、「少林サッカー」「マッハ！」を買い付け大ヒットさせた実績がある。そんな目利きの西監督をして「ダイヤモンドの原石」と言わしめたのが武田だった。

「脇役でも出たいと思って、オーディションを受けたんです。私よりもきれいで、かわいい子ばかり。私が勝てるのは空手だけだと思いました」と謙虚に語る。

空手を始めたきっかけは父親の“敵討ち”。１０歳のとき、空手大会で父親が負ける姿を目の当たりにした。「敵をとりたい！」と道場に入門した。いまや黒帯で、全国大会で優勝もした。撮影ではスタントなし、ワイヤーなし、ＣＧなし。すべて生身の肉体で演じきった。

実力と人気を兼ね備えた日本のアクション女優の元祖といえば、歌手、長渕剛の妻で元女優の志穂美悦子（５３）。今もなお、引退した志穂美に匹敵する女優が現れていないだけに武田への期待は大きい。本人も「動きがきれいな志穂美さんをめざしたい！」と目標に挙げる。

映画出演を機に、空手に興味を持つ女の子も増えそうだ。「護身術になりますよ。でも私、一度も痴漢にあったことない」と笑う。寝る前に正座をして「お父さん、お母さん、おやすみなさい」という習慣を道場で身につけた。素顔は、家族思いの女子高生。一番大切にしているのも家族。こんな娘に育ってほしいと願う世のお父さん、多いのでは？

【笹パンダ感想】
（ハイキックガール公式ＨＰ）
http://www.highkick-girl.com/
公開劇場少ないよ(T.T)
「マッハ！」面白かったから、どうしようかな？