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新デリバリー高校生π 飛行術

2008年11月14日 00:52

新デリバリー高校生π 飛行術

「話がしたいの・・」

そのお姉さんは、小声でそう云いました。清楚で上品、しかし、どこか瞳の中に陰がある不思議なお姉さんでした。こちらとしては、そもそも、どんな話題でお話すればいいのか分らないので戸惑っています。 ・・なにしろ、大人びているとは言え、高校生ですから・・

大丈夫よ・・私の話を聞いてくれればいいだけだから・・」
「はぁ、俺なんかで良ければ・・お相手しますが・・。」

彼女は、とつとつと、自分の生い立ちから話し始めました。話の内容から、この方は、どうやら・・いまで云うセレブ・・それも相当セレブリティ-だと言うことが分りました。父親は、とある財閥の御曹子、母親は高貴な家系の出身・・5歳年上のお兄さんは、オーバードクターとして T大の院に籍がある。自宅は昭和初期に建てられた洋館で、部屋の数は16・・。幼い時から、その手の御仁が集まるエスカレーター式の有名私立。

「・・すごいですね、俺なんかと住む世界が全く違う・・」
「・・人間なんて、みんな同じよ。・・」

彼女は、家族や周りの友だちの、『私たちは選ばれた民』・・という意識が嫌でしょうがない・・という。父親の不実、毋親の不貞、兄の自己顕示、親戚の目・・意味のない格式、血統を重んじる結婚、自由に振る舞えない自分の情けなさ・・延々とそんな状況を聞かされました。

「でも・・自由であるかどうかは、個人のことだと思うんですが・・」
「そうね・・私は勇気がないだけかも知れないわね・・」
「あの・・翼・・プレゼントしましょうか?」
「え・・」

当時、私がして上げれる最上プレゼントは・・云わずと知れたsexです。(今でも?)彼女を出来る限り場末ホテルに案内し、優しく、そして極上の激しさで、何回も何回も、飛ばしてあげました。

そして、この私とので会いが、彼女にある変化を起こさせることになります。結果として、それがハッピーなのかアンハッピーなのかは・・今持って分りません。・・・続きは・・明日!

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