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箱根H話 三夜 宿にて

2008年11月06日 01:08

箱根H話 三夜 宿にて

その宿は、こじんまりとして上品な佇まいである。複雑を造りは、おそらく、泊まり客どうしが鉢合わせしないように・・いくつかの離れで構成されているからだろう。「ねぇ、ここって、1日3組のしか泊れないんだよ。こんなに広いのにねぇ。」・・確かに通された部屋は、広い庭に面しての濡縁があり都合3室。

お風呂、何時に行く?」TRは、急須にお湯を注ぎながらそう云った。風呂は、勿論、温泉で、広い露天風呂、時間予約制で完全貸しきりだそうである。「そうだなぁ。・・・7時とかでどう?」「分かった。 はい、お茶。・・」TRは、部屋の電話で帳場をコールした。「・・そうです7時で・・はい、じゃあ、とりあえず1時間で・・ええ、8時過ぎの食事で・・・ワインとかありますか?」TRと帳場のやり取りを聞くでもなく・・私はその場に寝そべって天井を眺めていた。

女性用の浴衣は5点あり、好きなものを選べる。予め、チェックインの折に選んだ浴衣が部屋に屆けられている。「着替えて来るね。」そう云ってTRは別の間に消えた。私も浴衣着替えた。暫くして、TRは、最初襖を少し開け首から上をだし、その後一気に飛び出て来た。「ジャーン。どう?可愛い?」[・・ん、とってもいいよ。」「・・・良かったこの柄にして・・」「・・TRが可愛いんだよ・・」本心そう思った。同時に、思った。 ・・おれはここに何のために来たんだ・・TRと別れる決意で来たんじゃなかったのか?・・

露天風呂は、結構な広さがある。岩風呂と大きなたらいの様な風呂・・竹を組んだ結界。檜の簀子「おおきいねー。」そう云うとTRは髪を上げ始めた。「先に入っててね」・・私はゆるゆると着ているものを脱ぎ、脱衣場から外へ出た。11月のひんやりのした空気が気持ち良かった。私がたらいのお風呂に浸かっていると、胸にタオルを巻いたTRが入って来る。TRは、湯舟に入って、私の両足の間に座り、もたれ掛かった。私の左手は、後ろから脇を通って、TRのお腹の辺り。右手は肩ごしに に左胸へ。TRは私の腕を撫でている。
右手が胸のタオルを外し、軽く乳首を摘みながら・・私の唇は、TRの耳から首筋を這って行く。腿を撫でていた左手は、膝を開いて、より奥の茂みを優しく撫でている。TRは後ろに手を回し、勢いの良い私を包み込みながら静かに、そして微妙に指を動かしている。私の左手も既に茂みの奥へ侵入している。突然、TRは腰を少し上げ、手で私自身を包み込んだまま、ゆっくりと自分の中へ導いた。・・あっ・・TRの中がひんやりと冷たく感じる・・・「TRの中、冷たくて気持ちいいよ。」耳元でそう云うと「・・・あなたのは、温かくて・気持ちいい・・」そう云いながら、ゆっくりと、回すように腰を動かし始めた。す・て・き・・TRは吐息まじりにそう云った。

二人は、湯舟から檜の簀子ヘ移動・・・向き合って座り、TRはまた私を手で自分の中に誘導する。TRは後ろに手を着き腰を浮かしながら膝でリズムをとり、私を抜き差ししている。私はそのリズムに合わせ、彼女が近付いて来た時、腰を上げて思いっきり突き上げる。そのうち、TRは、私の上に乗り、御得意の騎上位。私の好きな、あの表情で激しく、でも丁寧に腰を動かし続けている。私は、騎上位では逝かない。TRもそのことはよく判っていて、私が体を起こすと、私を自分の中に喰わえ込んだまま、 うまく、正上位になるように体勢を入れ替える。後は、私に抱きつき、溶けてしまいそうなディープキスの中・・・二人は飛んで行った。

この後の食事で、一悶着あります。別れるための準備?です。ここくだりを書くのはTRに申し分けなく切ないけど・・・・。それは明日のお楽しみ・・本日は、これまで!

PSコメ書いてね。返事もするから。

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