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SMについて(4)

2008年01月20日 03:27

 決断したのは、
(万が一危ない状況になったら、シラを切りとおそう!)

 6時半に書店の道路を挟んだ向かい側に立った。
 30分過ぎても由美は出てこない。
(絶対大丈夫と思ったけれど、やっぱり無理か。)
(いや、あの様子なら来るはず。あんなに感じたのだから・・・)

 7時5分、由美は30代の男と一緒に書店前に来た。
(ダメか。それよりまずいな。逃げようかな。)
 由美は男と手を振って
「おやすみなさい。また明日。」
 男も挨拶をして、急ぎ足で歩いていった。
 由美が道路を渡って、俺の目の前に来た。
「ごめんなさい。貴方が他の人といたら」
「どうしたの?」
「今別れた人、従兄弟なんだ。そして刑事なんだ。」
 どっと、冷や汗が流れた。
(でも、俺が他の人といたら・・・。)
 強がって
「俺は、由美の御主人様になるのに、なんで他の男なんて。」
「私も、貴方が独りで来て欲しかった。」
(そういえば、さっきから君と呼ばずに俺を貴方と呼んでる)
「覚悟はできているんだろうな?」
「・・・・」
「返事は!」
「・・・・」
「返事はと、聞いているんだぞ。」
「はい。御主人様。」
 か細い声だったが、しっかりと聞こえた。
「もっと、大きな声で!」
「はい。御主人様奴隷の由美です。」
 俺は一変に、チンポガ最大限に勃起した。

 由美に案内され、由美の部屋の蛍光灯が眩しく点いた。

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