香港高等法院の恒大集団への精算命令 何も効かないな。

恒大集団の精算命令が香港高等法院から出ているが、何も変わりませんねー。
香港から出されても、中国本土がこういう精算命令を出すなら画期的でしたけどね。
そもそも中国には破産法制など全く無いと言うわけではないが、未整備という事が適切な表現だろう。
ですから恒大集団をどういう形にするのか全く分かりません。
たぶん何もしませんよ。このままだらだらと延命させていくだろう。
確かに恒大集団へお金を払っているのに、工事が止まっていて新居に入れない人が
大勢いるわけで、その人達の対応(家を完成させる)を優先させるために、延命しているという
体の良い言い訳をしているのだろう。
そもそも債務超過だから、精算しても多くの債権者にはお金は戻りませんねー。
共産党は人民の暴動を恐れていますから、精算手続きなどしません。
思い切ってやらなくてはいけないのですが、このままずるずると先延ばしして行けば
社会全体の崩壊につながって行きかねない。
共産党政権の弱点が見えて来ましたね。
要は破産とか精算とかの手続きを粛々と進める事が出来ないのです。
責任はだれが取るのかとなれば、不動産政策を緊縮態勢に持って行った現政権の責任ですよ。
そうなると責任なんて誰も取りませんよ。
カントリーガーデン(碧柱園)という恒大集団以上の不動産開発会社の問題も控えているから
ものすごく大変です。
日本のバブル崩壊より質が悪いな。