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天国(十両)と地獄(幕下)を9回行来した希善龍

2024年02月02日 20:49

大相撲1月場所は終わりましたが、私はいつも思っていますが、力士の世界は過酷過ぎます。十両以上の関取になれる力士はごく一握りなんです。十両以上の関取になれば、だいたい月収百万円以上の収入があり、大銀杏も結えて、化粧まわしもつけられて、付け人もつきます。まさに天国みたいな境遇ですが、幕下以下の力士は無給なんです。すずめの涙ほどの出場手当だけはつきますが、ほんの数万円程度ですし、大銀杏も結えず、化粧まわしなどもなくて、関取の付け人をしなければなりません。まさに関取と比べたら地獄です。衣食住だけは、部屋から支給されますから大丈夫ですけど。無給なのでお金はいつもほとんどありません。十両以上の関取と、幕下以下の力士とでは天国と地獄くらいの格差があります。昔は幕下以下の力士と言いますと、若手ばかりのイメージ学部ありましたが、最近は若手は少なくなり、元関取で、力が落ちてきたり、怪我がちで関取から幕下にやむなく落ちてきた力士が多数いるんです。少し前までは幕内力士でけっこう有名だった力士もけっこういます。なんか失礼な言い方ですが、元関取力士達の落ちぶれたたまり場みたいになっています。ピークを過ぎても、無給の幕下でお相撲をとるしかない!引退するにもできない過酷な世界です。そんな状況の中、数年前まで、希善龍という力士がちいました。希善龍は、なんと天国十両地獄幕下を9回も行来した記録を持った力士でした。ほとんどの力士は栄光の関取の座から幕下に転落してしまいますと、もう2度と関取の座には戻れない力士がほとんどですから、希善龍が、いかに強靭な精神力を持っていたかがわかります。一般人で、ある月は十両関取だから、月収百万円以上、翌月に幕下に転落しますと、無給になりすべての特権も奪われますから過酷です。希善龍はそれにめげずに9回も関取十両の座と無給の幕下を行来したのです。空前絶後の大記録なんです。私は希善龍を応援していました。希善龍は、体格は立派で見た目も横綱みたいな風格がありました。右上手さえ取れば滅法強くて、豪快な上手投げを得意としていましたが、豪快には投げ飛ばした相手力士をいつも気づかって、大丈夫でしたから?などという優しい性格が、今いち大成できなかった理由で、怪我にも悩まされていましたので。いつまでも希善龍!貴方の不屈の精神は忘れません!

このデジログへのコメント

  • 恋のぼり 2024年02月02日 23:10

    優しい気持ちの持ち主は
    厳しい勝負の世界には向かないかも
    知れないですね

    2月になりましたね
    待ってますね

  • 江梨子77 2024年02月03日 00:48

    日記コメントありがとうございました。

  • テツ 2024年02月03日 08:25

    幕下以下の力士、数が多いんですよね。野球は二軍でも給料がもらえますが、相撲は厳しいです。
    希善龍という力士、全く知りませんでした。江梨子さん、お詳しいですね(^^)

  • 江梨子77 2024年02月03日 08:57

    野球では2軍でも、成績に応じてお給料もらえますから、相撲界よりはずっといいですよね。幕下以下は無給という過酷な制度を変えてあげられないかしらね。

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