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さて、また日常に、、、、、、

2007年08月13日 11:47

オランダ国内、ゼーランド州でとりたてて予定もたてぬままゆったりと2週間過ごして、去年のチェコ南部の1000km強に比べると物足りない150kmほどをラジオ交通情報フランスでは暗黒の土曜日といわれるヴァカンス帰りの渋滞で何十キロもじゅずつなぎになっているのを聞きながらこちらでは別段なんともなく平均時速100kmで急ぐことなくのんびり運転して土曜の午後4時ごろ帰宅した。

車の屋根の上に家人の自転車、車の後の牽引棒につけた金具に自分と娘の分の2台のこれも日常に使う自転車を載せてどこから見てもヴァカンス帰りの雰囲気で快晴の20度の青空の下、車のドアを開けたら隣人とうちの猫がたまたま舗道で遊んでいた。 行きの車に乗って借りた家まで家族4人で行ったものの一晩泊まっただけで自宅に戻り次の週末にまた一晩泊まるためだけに戻ってきてそそくさとオランダの西の果ての駅から自宅に戻っていた、何やかやと忙しい息子も荷物を車から降ろすために出てきてこれでまた日常に戻る、という気持ちがしたのだがこの気分も悪くはない。

住み慣れたところに日常から離れたところからもどってくると或るところから、もしくは或るところで、ああ、戻ってきたと感じることがある。 多分見慣れた風景かもしれないしそれは国境であったり国境でなくてもある世界から自分の属する世界に戻ったところかもしれない。 それは地図で示される場所だけでに限られないのかも知れない。 例えば啄木が、停車場で聞く故郷の訛りを聞いてそれで自分が属する世界を感じる、ということもあっただろう。 しかし、それは自分の今生活するところで故郷を感じるということでどこからか戻ってきた感じることを表しているのではない。 それは帰省した日本で何かの折にほんのたまたまオランダ語を聞いたときに感じる今自分の住む所に対する一瞬の懐かしさのようではあるが。

今回はゼーランド州に行って何日も過ごすというのは私にとっては四半世紀以上前の思い出を辿るという性格も持っていた。 だからそういったこともこれから折々にこの夏のヴァカンスのメモとして綴っていこうと思う。

さて、日常に戻って出発前と変わった事を戻った車のドアを開けた途端に見てそれで時間の経過を感じたことがある。 それは家を出る何日か前に、咲きそろって盛りを過ぎたバラの花を次の開花のために全て剪定しておいたバラの木がどちらかというとこの冷夏の中で大輪を幾つか開花させていたことだ。 2週間前にはどれ位の蕾だったか思い出せないものの緑の葉をつけた枝だけだったことを覚えていることから見ると2週間で既に満開を過ぎ散ってしまったものまでありこの間の時間の経過を形で見せるものだった。 それにもう一つは家の留守を守ると言っていた息子怠惰に過ごし求められるままに与えていた飼い猫の餌の具合もオバサン猫の腹のたるみ具合でも分かり2週間でこれぐらいに膨れ弛むのかというものだった。

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