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鬼滅の刃に人類とコロナウイルスの戦いを投影する

2021年05月25日 07:28

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の全世界での累計来場者が約4135万人、



総興行収入が約517億円に上ったことが発表された。



日本と主な海外地域における公開実績は以下の通りだ。



日本:400億円



台湾マカオ香港:29.1億円



東南アジア:7.7億円



韓国:18.6億円



オーストラリアニュージーランド:4.2憶円



中南米:4億円



欧州:3.5億円



アメリカカナダ:48.5億円



中東アフリカ:1.7憶円



すさまじい興行収入であり、世界中の人々が日本のアニメの実力を知ったことが誇らしい。



コロナ過で大ヒットした鬼滅の刃。



大ヒットの理由として、生と死を意識される時代(コロナ過)に適したことも要因ではないか。



鬼滅の刃は「生きることと死ぬこと」を正面から描いた作品でもある。



鬼(コロナウイス)がおり、人を襲って喰らう世界が描かれている。



それを防ごうと主人公たちは戦いつづける。



誰もがいつ死ぬかもしれない世界だ。その空気が描かれている。



『鬼滅の刃』で戦う人たちは、堂々として正しい。



正しくて、せつない。



コロナウイルスの変異株と戦う人類未来とダブってしまう。



主人公竈門炭治郎(人類)は鬼(コロナウイルス)と戦っているのである。

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