大志を抱け！！

”未熟だからやるな”と言われれば納得しますが


”危ないのでやるな”は我慢も納得もできず


私「これやらせて！」


と、野菜の種まきにはじまり


私「それ、やる！」


と、藁を運び


私「これ、乗らせて！」


と、農機具をあれこれいじったりしてます



関係性を正したら、私が労働をすることは許されませんが


ただの人間、ただの女ですもの


メシも食うし、クソも垂れる


同じ人間でございます




農夫「お嬢様がお怪我でもされたら、私たちが解雇されてしまいます」


と言ってきても


私「大丈夫！私が怪我してもあなたたちのせいじゃないし解雇もさせないから！！」


と、言うこと聞かず



土をいじって働くのは、楽しいし落ち着くんですよ


だってねぇ、私はお嬢様って柄じゃないし


血筋が良いわけでもないし


頭が良いわけでもない


農婦「お嬢様に働かせたら、私たちが叱られます」


私「アジア人と働くな、って言われるの？」


農婦「お嬢様を人種で差別する教育を受けてません！！領主様がお嬢様を溺愛されてるので、罰が恐ろしいのです」


私「大丈夫大丈夫！何をしても何があってもあなたたちに罰なんか与えさせないから」


そうやって数か月もしつこく手伝ってれば


いつの間にか”私が働く”ことを拒まなくなりますって


肌の色も国籍も関係なく
（農場には白も黒も小麦も黄色もいますし、国籍は元難民も合わせて色々です）


みんなで笑いながらお仕事して、休憩でワイワイ楽しんで


汗いっぱいかいて労働して、今日も働いた～っていうのが


私は好きなんですよ



豪邸で偉そうにパソコンやタブレットの数字を見つめてたり

ブランド服をあさりながら、宝飾品を身に着けるのは


何だか「私っぽくない」んですよね


時代が時代だったら、私も労働者の一人なのは間違いないし
（今は偉い身分だ、と言ってるわけではない）


綺麗なドレスを着て、娘たちに褒められるのもいいですけど


泥にまみれて、懸命に野菜や動物を育てて

今日の食事を手に入れる方が


「私の背中を見て、大きく育てよ！！」

って感じがしますからね




強く、カッコいい母でありたい


今日この頃です