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「こんなところで……!」と。意外な出会いってのは、あるもので。

2020年03月01日 21:02

注意。
いつも本音丸出しの私ですが、今回は特に、
かーなーり、エグいとこまで抉り出して語ってます。
読んでて不快に思われるかもしれません。お覚悟を。


さて。
だいぶ前に、つらつらと語ったことがあります、私の凄い職歴。
実はアレ、まだ続いてましてね。

そりゃ~も~。
つい最近も、ギャグ漫画みたいな展開に襲われまして。
見てりゃ笑えるでしょうが、当事者は笑えない事態。

そのおかげで。
今、結構悲惨な境遇です。「絶対に嘘はつかない」私ですが、
黙秘はしますので。ここでは、詳しくは言いません。

つーか言えません。

とにかく、その結果。
文章書きと、トレーニング以外で、私の趣味娯楽と言ったら、
もう「インターネット」と答えるしかない生活です。
遊ぶことになんか、お金を使ってられません。

そーゆー私ですから。
ここで、いろんな人のいろんな生活ぶりを拝見してると、ですね。
割と、結構、よく思うんですよ。

「ああ……お金持ちだなぁ……いいなぁ……羨ましいなぁ……
 それに比べて私は……ううぅぅ……」

とか。
しかし、いつまでもそうやって落ち込んでもいられないので、

「なんのなんの! 世の中にゃ~、事故やら病気やら、
家族ぐるみ借金やら、もっと大変な人だっているんだ!
それに比べたら私なんて、まだまだマシな方! 贅沢言うな!」

などと。
自分より苦しんでる人を思うことで、己を慰めるという、
恥ずべきというかドス黒いというか情けないというか。
そんな風になってしまうことも、しばしばでした。

そんな、ある日のこと。
私は出会いました。こんな台詞に。


「給料ひとつとっても、同期のヤツが自分より多かったら、
やっぱり面白くないのが普通だ。だけど、考えてもみなよ」

「君と同い年で、去年のドラフトプロ野球に入った連中なんて、
契約金で何千万ももらってる。でも、べつに腹なんか立たないだろう?」

「それと同じだよ。相手は相手、自分は自分って考え方をしっかり
身につければ、この世の中、結構楽しく見えてくるもんだよ」


いや、わかってます。
「よそはよそ、うちはうち」なんて、子供の頃におもちゃ
買って貰えない時の定番台詞で、大抵の人は経験済み、熟知してることです。

しかーし。
この台詞は、台詞自体の内容だけではなくてですね。
台詞が出て来たタイミング、言う側と聞く側の関係性、
それぞれの立場・状況などが非常に、その、えーと……とにかく!
このセリフガチッ! と噛み合ってまして。

響いたんです、なんか、凄く!
上記の、ドロドロしてた心の中に、一陣の涼風
私ぁ救われました。なかなかに大きく強く。

ほいで。
そんな台詞と、どこで出会えたかというと、今回の画像
官能小説の1シーンです。しかも、男性キャラ同士の会話シーン。

あ・き・ら・か・に。
作品のメインではない、脇も脇、
AVだったら早送りされるようなシーンです。

そんなところで。
こんなに「ガチッ!」な台詞と出会えたのです。

これだから。
小説でも漫画でも、官能でもSFでも歴史でも推理でもファンタジーでも、
とにかく「物語」ってやつからは目を離せないんですよ~。

もっともっともっともっと。
いろんな「物語」と出会いたい。そしてそれらを消化吸収・再構成して、
いつか自分の手で、こんな風に人の感情を動かすことのできる、
「感動」させられる作品を、描きたいっっっっ!


以上。
たま~にだけ行くブックオフで購入した、
100円の古本エロ本)のおかげで、
ドロドロ落ち込みから元気になれた、
おっさんの話でした。


☆☆なお☆☆

真面目な話。
この作品、なかなかのものなんですよ。
主人公が続々と美女に遭遇して、次々とヤレてしまう……ってのは、
官能小説としては当然のことですけど。

ですけど。
いろいろと謎めいた展開に惹き付けられた後、物語終盤で、
「あ~、そういうことだったのか! なるほど!」と、
まるで推理小説の謎解きシーンの如く、膝を打ちましたよ私。
なぜ、主人公が次々とヤレてしまえていたのか、の説明が。スッキリ

いやはやつくづく。
どんなジャンルのどんな作品に、どんな技巧があるか、
わからんもんです。こりゃあ勉強になる……と感心感服しながら、
私は「人妻痴漢体験」を読み進めました。

そんな風に。
「この作者の技量、見事なり!」なんて強く思ってしまったおかげで、
その気持ちで他の部分が吹っ飛んでしまったせいで、官能小説としての
本来の「実用」は、全くできませんでしたけどね。わはは。

このデジログへのコメント

  • keーdama 2020年03月01日 21:53

    牧村さん、調べてみたら熟女&太腿フェチのようですね。
    技量に感心する作品に出会えると興奮しますよね。
    そういった観点で官能作家で好きな方は花房観音さんです。
    機会があれば是非。

  • けーでぃー 2020年03月01日 22:07

    > 木綿子さん

    牧村先生は一流のベテランですので、私如きが「感心」とか言うのは、
    実は生意気もいいとこなんですよね。ふはは。

    花房観音先生も、なかなか凄い経歴ですね……機会があれば読んでみます!

  • はぎんちょ 2020年03月02日 08:22

    よそはよそ、うちはうちってよく言います

    よねぇ。別件で矛盾したこと言ったら

    子供に思いきり突っ込まれますが笑

    他人を羨ましがっても仕方ない、、

    いらない情報はシャットアウトします

  • けーでぃー 2020年03月02日 21:08

    > はぎんちょさん

    後悔に「役に」立たず……とか。反省はいいけど、後悔は何にもならない。
    ストレスを、自分から積極的に製造・増幅するのは愚かなこと。
    ある意味、現実から目を逸らすのも良いことかと。

  • 白秋 2020年04月09日 16:12

    天気の良い日に縁側でプチプチ潰すとか
    虫メガネでアリを焼くとか
    私の趣味に付き合ってみませんか?

    ところで木綿子さんにブロックされてるわ
    はて 全く記憶に無い名前なんだけど(笑)
    そこはスルーで

  • けーでぃー 2020年04月09日 21:15

    > 仙人掌。さん

    アリが飴玉とか、虫の死骸とかにたかって、
    巣へと大行列の大運搬してるところを
    眺めるのは好きですが、焼くのはちょっと……

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